親がぶれると 子がぶれる?
こんにちは
人財育成コンサルタント 田崎由美です。
子どもの世界は夏休みですね。
私が代表をしている
マザーズスマイルコミュニケーションに属する母たちから
夏休みになり、この暑さと騒がしさで
日常に忙殺されそうだと心の叫びが届いています(笑)
今日はそんな日常で生まれやすいママたちの悩みに
フォーカスしていきますね。
親の本音とたてまえ
“ひとりになりたい ひとりはさびしい”という詩
うちの子たちが小さな頃よく独り言でつぶやいていました。
『あ~~ もういい加減 一人になりたいな~』と思う自分もほんと
『でもひとりになると やっぱり気になるな~』という自分もほんと
どちらの自分か ほんとなのか選べないほど
どちらの自分もわたしそのものでした。
2つの選択があると
どっちかに決めなければならないと思う人って
多いけれど、
決めなくてもいいことも多い。
そこに
それがあるという事実をみとめて正解探しをしなくてもいいことって
結構世の中にはたくさんあります。
『親が ぶれると 子が ぶれる?』
も親たちが「こんな時どうしたらいいの?」と選択に悩むときに
出てくるキーワードです。
最近子ども自身に自分で習い事に行かせるようにしたAさん
『自立のために習い事自分で行きなさいって子どもに行ったので(絶対に)送ったらだめだと思うんですけど、この暑い中 自転車で出かけていく子を見るとこれでいいのかな~って 思う事あるんです。でも 言うじゃないですか~、親がぶれると 子がぶれるって・・・』
なんて 相談を受けることがあるわけですよ
これも 一度決めたから決断を揺るがすと ダメだと思いこまそうとしているお母さんなんですけどね
でも 私はAさんに伺うわけです。
『本当は どんな気持ちでいるんですか?』
すると・・・
『炎天下で自転車で出かけるとき大変だろな~。暑いだろうな~。ついたら汗だくだくだろうな~。いつも 弟がいるのでバタバタするけれど、弟が遊びに行っているときくらいはゆとりがあるので、送ってあげてもいいかな~っておもうんです。でも 一度許すと つけこまれそうでブレちゃいけないって 思うわけですよ』
自分で習い事に通うことを通して
自立してほしいと思うママもいるのがほんと
でも暑い中 ゆとりがあるときは送ってあげたいなと思うママがいるのも
ほんと
私が考える大事なことは、
一貫性よりも素直に正直にその気持ちをつたえてみることだと
思います。
『毎日 暑い中すごいな~って思っているよ。いつもママも弟がいてゆとりがなくて送ってあげたくてもそうできないんだけど、あなたにはそうやって自分の力でやれる力があるんだな~って感動しているよ。ただ、もしよかったら、ママに余裕がある時送らせてもらえるかな?全部の日は無理なんだけど、手伝える時はそうしたいなって気持ちもあるの。どう思う?』
子どもをひとりの人として認めながらもがんばっている子どもに素直に気持ちを伝えてお母さんが手伝いたいと思っている気持を伝えてみる・・
そもそも
やってあげる感満載でないところが大事なわけですね。
子どもに自立してほしいと思うならば
できる存在として
子どもを信頼し
そんな子どもに素直に気持ちを伝えてみる
ここに いろいろ戦略や駆け引きいれるから
ぶっちゃけややこしくなることが多いんですわ💦
あとは 子どもが選ぶこと!!答えを委ねてみるということです。
一貫して YES NOで 会話を終わらせるよりも
気持ちを伝え合う方がよっぽど価値があると私は感じます。
みなさんはどう思われますか?あなたの選択ができますように・・