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【読書感想文】モモ

こんにちは。佐々木あおです。先程ミヒャエル・エンデのモモを読み終わりました。早く色んな人の感想を見たいけど、それを見ると自分の言葉ではなくなってしまう気がするので何よりもまずは自分だけの感想をかいていきたいと思います。

仕事は新幹線、人生は各駅停車

(以下ネタバレを含みます。苦手人は回れ右してください💦)

読み終えてはじめて思ったことは、「モモの言いたいこともわかるし、灰色の人達の言いたいこともわかる」です。

今、多くの人が時間に追われて慌ただしい日々を過ごしています。職場でも1つ1つのことに丁寧にやるということももちろん大事ですが、それよりもとりあえず早さを求められることの方が多いです。

社会人になって求められることは「効率」や「論理的な思考」といったものばかり。会社で読んで欲しいと進められたビジネス書や本屋の売れ筋ランキング上位のビジネス書とかも、いかに時間を有効に使うか、効率よく仕事をするかとかそんな感じじゃないですか?

でもそれはビジネスだからです。目標や結果がハッキリしているので、「効率」や「論理」を何よりも大切にして何事もスムーズに進めたくなるのは当たり前です。

でも、生きてく上では必ずしもそうでは無いと思います。

寄り道したり、立ち止まってみたり、回り道をすることで楽しいことを見つけたり、いろんなことを経験できたりします。これは持論ですが、効率や成長なんて考えた方が逆に遠回りになることの方が多いです。

まだ20数年しか生きてませんが、回り道だったと思うことが数年後に1番近道だったと気づくことが何個かありました。

社会時になると、どうしてもビジネスの中で生きている時間の方が長いので、プライベートでも思考が灰色の人達寄りになってしまう人が多いのかもしれません。

でも自分は、あの灰色の人達の生きるための葉巻になるくらいなら、自分のペースで丁寧に余裕を持って生きていきたいなと思いました。

ぐちゃぐちゃでまとまりのない、ありきたりの感想かもしれませんが、最後まで読んで下さりありがとうございました。

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