なぜ、五と七なのか?
なぜ、短歌や都々逸は、五と七なのか?
検索したり本を調べました。
眉唾なので、真実かどうかは、ご自身でお調べ下さいませ。
定型詩について
配列、順序、韻律などに規則がある詩。
(日本の短歌、俳句、川柳、都々逸など)
(中国の律詩、絶句など)
(ヨーロッパのソネットなど)
都々逸について
七七七五
(江戸末期、都々逸坊扇歌によって大成されたとか)
和歌について
和歌とは
五音、七音を単位とした決まった形の歌。
平安時代には、長歌、短歌、旋頭歌などをまとめて和歌といっていた。
しかし、だんだん「五七五七七」の短歌だけ詠まれるようになってきて、現代では和歌といえば短歌をさすようになってきた。
最古の和歌集
万葉集
(七世紀後半〜八世紀後半に編纂とか)
最古の和歌
古事記(712年完成とか)のスサノオノミコトがよんだとされる歌
漢詩について
最古の漢詩集
詩経(しきょう)
(四言詩という基本形式(二文字+二文字))
(周のくにのころから春秋戦国のころ、約3000年以上前〜)
(北方文学)
二番目に古い漢詩集
楚辞(そじ)
(リズムは三文字+……)
(戦国時代、楚のくに)
(南方文学)
その後、五言、七言
五言絶句、七言絶句(五語✕四句、七語✕四句)
五言律詩、七言律詩(五語✕八句、七語✕八句)
(二文字+三文字が合体)
(唐(七〜十世紀)の時代には、形式が決まったとか)
(李白、杜甫、王維、白居易)
ソネットについて
(14行からなる)
(四四三三、四四四二、などの構成で、脚韻をふむとか)
(13世紀頃、ルネサンス期にイタリアで創始されたとか)
(ヴィヴァルディの春など)
言語の種類の分類について
膠着語、日本語など。(助詞(てにをは)などがつく)
孤立語、中国語など。(助詞などがつかない)
屈折語、イタリア語など。(単語の形が文の中で変形する)
抱合語、アイヌ語など。(名詞、動詞などを組み合わせた語がつくられる)
奇数と偶数について
東洋は奇数の文化をもち、西洋は偶数の文化をもつ。
(たとえば、日本では奇数を縁起の良い陽としている。節句とかもそう)
(英語では、even number偶数、odd number奇数。evenは均等な、oddは奇妙な)
風土について
日本は、高温多湿。
(曖昧。縁側(えんがわ)のような内のような外のような空間を持つ家。数寄屋など。)
西洋は、湿気がなく、日陰は涼しい。
(白黒はっきりできる。西洋のお城など)
奇数は、2で割り切れない。余韻、曖昧、安定せず次へ移るような性質をもつ。
偶数は、はっきり2で割り切れる。安定したはっきりくっきりな性質をもつ。
考察。なぜ、短歌や都々逸は、五と七なのか?
日本では、余韻や曖昧を良しとされる。それは、風土、高温多湿によるものと思われる。
一方、西洋では乾燥していて日陰に入れば涼しい。白黒はっきりさせるイメージを持ちやすい傾向のある風土である。
奇数のものは、曖昧で余韻があり、次へ移りそうな印象を与える。
偶数のものは、はっきりと安定した印象を与える。
それで、日本では奇数が好まれると思われる。
定型詩は、大陸(中国など)の影響もあるのかもしれないかな、と思った。
日本人は自然と、日本人の好みに合う、五七五七七や、七七七五などの、五と七の組み合わせの歌を好み、現代まで残ってきたのではないかと思った。
検索したり本を調べました。眉唾なので、真実かどうかは、ご自身でお調べ下さいませ。
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