詩を3つ(プータローは)
プータローは
プータローは毛布を洗う、プータローは片付けをする。
プータローはトイレを掃除して、プータローはハローワークに電話をする。
気分を変えて本を売りにいく道には、草木のそよぎ、こんなプータローにも微笑んでくれる。
ああ、私もこんな風になりたい、さりげなく微笑みを渡せる人になりたい。
夜道に飾られた
星の光は夜道に飾られた。
「天ノ川って知っているかい? とっても美しいんだから」
「あのイルミネーションの明かりより?」
「そうね。私はそう思うよ」
歩いてく歩いてく
歩いてく歩いてく、緑の木々をくぐり抜け
歩いてく歩いてく、道の草花に挨拶をして
歩いてく歩いてく、ずんずんずんと歩いてゆけば
辿り着けるかなぁ、あの懐かしい日々へ……
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