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ohagi
2022年5月13日 20:59
今日は愛犬の日ということなので、愛犬の日かあ、なんて思いながら帰路についた。仕事帰り、ざあざあ雨。カッパを嫌うくせに濡れるのも嫌だという難しい注文を毎度押し付けてくる犬は、今日さぞかし散歩を嫌がっただろう。そんなことを思いながら。五年前、先代犬を亡くしたばかりの我が家には、二代目を迎える予定はまったくなかった。長生きした先代犬を亡くした悲しみがなかなか癒えなかったことも大きかったし、ふたた
2020年2月23日 10:12
ひっくり返った犬がすきだ。写真のように、おはぎをごろんとひっくり返すのがとにかく好きすぎて、そしてかわいすぎる。むちゃくちゃかわいくないですか?かわいい。先代犬メルさんは、「ごろん!」と言うと自ら腹を見せる芸を取得していた。おはぎにも教えよう、と思いながら根気強く続けているが、未だできた試しはない。なので「ごろん!」と指示した人間が手動で犬をひっくり返すことになる。犬が人間に腹を見せる
2020年1月24日 23:35
夕方の散歩を、「雨が降りそうだから」という理由でいつもより少し早めに行った日のこと。おはぎの散歩コースはいくつかあって、その日おはぎが行きたがる方に行ってもらうことにしているのだけれど、その日の散歩コースには、途中三つの公園があった。そのうちふたつの公園は犬立ち入り禁止なので、おはぎはいつもそこで遊ぶ子供たちを羨ましそうにみているのだけれど、ときたま公園の中から小さな子どもが「わんちゃん!」と
2019年12月29日 21:16
光の速さで今年が終わってゆく。きょうは祖父母のお墓参りへ。19から社会人として働き始めてずっと接客の仕事をしていたため、年末年始が休みだったことがこの10年余りではじめてなのだけれど、休みは休みで光のようにすぎてゆく。年末の大掃除に一週間前から手を出したのだけれど、まだ最終関門のレンジフードが終わらないまま、今年が終わろうとしている。今年はすっぱり26日で仕事を納めて、それから特に予定
2019年12月19日 21:09
今日おはぎが、茂みの中で息絶えた猫を見つけた。いつもの散歩コース、たくさんの車が行き交う太い道沿いの、歩道の脇に植えられた植木の中。あかるいブラウンのトラ猫は、うすく目を開いてその中でぐったりと横たわっていた。茂みの中に手を突っ込んで引っ張り出そうかと思ったけれど、さっと頭に感染症の類が浮かんで、その次に茂みのそばからてこでも動かないおはぎを見た。じっとわたしを見上げたおはぎは、「助けてあげて
2019年11月26日 23:38
いつブリーダーさんのところに顔を見に行っても、ほかの兄弟はみんな遊んでいるのにすみっこで踏みつけられながら寝ていたり、みんなはごはんを食べているのにひとりで遊んでいたり、そのマイペースさがとてつもなくかわいくて、同じ時期に生まれた、母犬違いのきょうだいを含め十数匹のなかから、家族で何度も会いに行って、小さな柴犬のおんなのこを家族に迎え入れたのはちょうど、2年前の秋のこと。我が家はちょうどその年
2019年11月28日 19:27
そろそろ秋の季語として柴犬が挙げられてもいいと思う。おはぎの散歩コースになかなか広い公園があって、この季節になると遊歩道が一気に秋色になる。赤、オレンジ、黄色。カラフルで、でも渋くて、ただ単にわたしが秋の色がすきだというだけの話なのだけれど、カラフルな落ち葉を踏み締める柴犬を見ることができるのは一年のうち秋だけなのである。余談だけれど、パーソナルカラーなるものが流行り始めた頃、診断をし