Nstockに入社して少し経ちました(おそめの入社エントリ)
2024年5月、Nstockに入社しました!
Nstockは「スタートアップエコシステムをブーストし、日本からGoogle級の会社を生み出す」をミッションに掲げ、スタートアップ業界全体をよくすることを目指すスタートアップです。
個人としては『スタートアップで挑戦する人、そして挑戦して「よかった」と思える人を増やす』ことに貢献したいと考え、入社を決めました。
無事に試用期間(&その直後の育休)が終わったところで、備忘録的にいまの気持ちを書き残したいと思います。
読んでくださる方にも、入社後数ヶ月を経て「Nstock、なんかいい感じだ!」と思えていることが少しでも伝わるとうれしいです。
(文末の、カッコいい採用サイトだけでも見てほしいです!)
はじめに:かんたんな自己紹介
簡単な経歴としては新卒で入社した総合商社に約11年勤めた後、前職にあたるAIチャットボット系のスタートアップへの転職を経て、Nstockが3社目となります。
Nstockでは主に株式報酬SaaS事業(後述)のBizDev兼セールスを担当しています。
いわゆる大企業から初めてスタートアップへ移った1度目の転職時の悩み、そして前職にあたる2社目での素晴らしい仲間との出会いやスタートアップでの経験のあれこれが、今回Nstockを選んだ理由につながっています。
なぜNstockなのか
Nstockを選んだ理由をぎゅぎゅっとすると、3つくらいにまとめられるかなと思います(互いに重なり合う部分もあります)。
ミッションへの共感
喜ぶひとの顔が目に浮かんだ
チーム
それぞれを少し掘りさげて書いてみます。
Nstockの事業について
各項目に入る前に、Nstockでは主に以下3つの事業に取り組んでいます。
1) 株式報酬SaaS事業
2) セカンダリー事業(非上場株式の社内取引所)
3) スタートアップへの再投資事業
これらの事業を通じて、たとえば以下のような世界を実現し、スタートアップエコシステム全体の進化へ貢献していきます。
ストックオプション(SO)の価値が正しく伝わり、個人や組織のモチベーションが引き出されている
上場前のタイミングでも、個人のニーズに応じてSOを現金化できる機会がある
上場前のタイミングでも役職員のSOに適切なEXIT機会を与え、SOの行使期限を背景とした望まざる小粒上場を避けられる
株式報酬などで財を成した人が、次代のスタートアップに投資・支援する機会が広く提供されている
詳細を知りたいと思ってくださった方は、ぜひサービスサイトや以下の記事もご覧ください。
ではここからは、先に挙げた入社の決め手をそれぞれ見ていきたいと思います。
1. ミッションへの共感
・スタートアップで挑戦する人を増やしたいと思った理由
これは前職(スタートアップ)での経験がベースとなっています。自分にとって大切な転機でした。人に恵まれ、スタートアップそのものも、そこで働く人たちのことも「いいな」と思うようになりました。
ひとつの大きな目標に向けて、チームで一生懸命なにかをやるというのが私は好きなのだと思います。そして、スタートアップはまさにそういう場所でした。
仕事上のやりがい以外にも、働き方や住む場所、裏を返せばプライベートな時間の使い方についてもより柔軟に選べるようになりました。いまの自分にはスタートアップが合っているなという実感があります。身軽になった、という感覚です。
きっと、いまスタートアップ以外で働く人の中にも、スタートアップが(と、ひと口に言ってもいろいろですが)より生活にフィットする人やタイミングもあるだろうと思います。そういう人たちのために何かしたいと考えていたことが理由のひとつです。
また、企業側にとっても経験豊富なメンバーの加入は言わずもがなとても重要です。
前職でも、特定の業界で経験を積んだ上で転職してきたメンバーが、出身業界をよくしたいという想いと知識を武器に、新たな業界を開拓し、会社全体を新たなステージに導くような場面を目の当たりにしてきました。
自動車、教育、金融など、それぞれの業界に、社員の誰もが「あの人(たち)のおかげ」で開拓できたと想起できるキーパーソンが必ずいました。スタートアップにとって、一騎当千のメンバーの加入がガラッと景色を変えうることを思い知りました。
このように、個人にとっても、企業にとっても、スタートアップの外からの転職・人材獲得は大きなメリットがあると実体験から思います(個人にとって良いかは当然、人やタイミングにもよりますが、少なくとも選択肢が増えることはプラスでしょう)。
・「あのときの自分」がほしかったもの
しかし、自分の初めての転職を思い返すと、当時の自分には決して容易な決断ではありませんでした。
今となればなにをあんなに悩んでいたのかとすら思えますが、目の前の年収や福利厚生などの待遇が下がる形だったこともあって、ためらいがありました。いや、正直なところ、この「目の前のお金問題」こそがほぼ唯一のブレーキでした。
当時わたしには、妻(まだ結婚前でした)や、先にスタートアップに転職し活躍している先輩方、転職エージェントさんなど、背中を押してくださる方がいたことでようやくできた決断だったことを思い出します。
あのとき背中を押してくださったみなさん、本当にありがとうございました・・!
そしてきっと、当時の自分みたいに悩む人って他にもいるんじゃないかと思います。
そんな人たちにとって、Nstockが事業で実現しようとしているように、SOや他の株式報酬がより機動的に、流動性高く、そしてしっかりと価値が伝わったうえで活用されるようになることが、その「目の前のお金問題」を乗り越えた決心をする助けになれると感じています。
そしてそれは、やりたいことに打ち込むこと、住む場所や働き方のスタイルにあった職場を柔軟に選び取る立場になること、自分のキャリアや経験の幅を広げ、将来的なキャリアアップやはたまたサラリーマンの道から外れるような選択肢も含めて視界を広げることにもつながると考えています。
2. 喜ぶ人の顔が目に浮かんだ
これは上記の①とも一部重なりますが、「誰のためのプロダクトか」という点もNstockを選ぶうえでのキーポイントでした。
Nstockの事業はそのどれもがスタートアップ企業とその社員や関係者のためのもので、喜ぶ人の顔や光景をありありと思い浮かべることができました(なにより自分自身が当事者でもあります)。
また、スタートアップの成功というと、これまでは創業者や一部の経営陣らに極端に富が集中する傾向があったと思います。
(※誤解のないように言うと、極端な偏りを問題視するのであって、とったリスクや功績に見合った報酬があることは健全だと思っています。)
株式報酬の更なる普及は、より多くの人に成功の果実が行きわたる環境にも直結します。富の分配の極端な偏りを均してくれる効果もあるのです。
市場の大きさや成長性などを頭でっかちに考える前に、「これはあの人もこの人もきっと喜ぶよな、自分だって嬉しいよな」と素直に思えたことで、むしろこの事業にはちゃんと市場がある/創っていけるなと確信ができました。
そして入社後の今は、その確信がさらに強まっています。
また、自分たち自身もスタートアップとして事業をつくり上げていくことが、スタートアップエコシステム全体への貢献となるという醍醐味も決め手のひとつとなりました。
大目標は「スタートアップエコシステムの進化」ですが、「エコシステム」という大きな言葉にとらわれすぎず、そのエコシステムの中で生活をおくる一人ひとりの役に立つのだ、という想いに常に意識的でありたいと思います。
3. チーム
「チームワーク」は社会人2年目にとある失敗と反省をして以降、個人的にずっと大切にしているテーマです。
Nstockはビジョンの実現にふさわしいメンバーが揃っていることはもちろんですが、ひとりの人間としても愉快で、深みがあって、それでいてなんだか自然体の人が多い気がしています。仕事への熱量も高い。
採用面接には毎回複数名が面接官として出てきてくれたので、内定承諾前に多くのメンバーと話すことができたのもプラスでした。面接も、応募者をふるいにかけるというより、互いに相性を確かめ合う対話のようなイメージで、ここにも組織の人柄が現れているように感じました。
プライベートに目を移しても、何か夢中になれるものを持っている人が多く(登山、キャンプ、ランニング、アイドル、ゲーム、料理など)、その人を頼ってみんなの新しい趣味が広がっていくような感じもあります。私はキャンプを始めたい。
家族や健康を大切にしようというムードもあり、自分のリズムをつくりやすいです。
入社後も、悪い意味でのギャップはなさそうです。何でもかんでも一緒にやるという意味でのチームプレイではなく、互いの得意領域を把握しながらうまく背中をあずけ合ってスピードを発揮していくスタイルでのチームワークをとても心地よく感じています。
結び
以上、少し遅めの入社エントリとなります。私にとってのNstockの魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。
(自分たちのことを良いことばっかり言いすぎたかもしれんぞ、、と若干反省しています。でもウソはないです。)
そんなNstockでは一緒に働いてくださる方を大募集中です!直近、資金調達も実施し、プロダクトもPMFの実感があり、めちゃくちゃ面白いタイミングです。
少しでもご興味をお持ちいただけたら是非お話しさせてください!
(採用サイトがかっこいい!ので、それだけでも見てほしい)
まずはカジュアル面談からぜひ!お待ちしております。
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