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月刊汁マガジン

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。 [特に高評価された話題] ・表現規制…
[料金] 500円(月) [更新頻度] 2018年11月の開設以来、毎月約20本の記事を掲載して…
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2023年6月の記事一覧

「これで何度目?」またも "児童ポルノ" という欠陥単語の拡大解釈が行われる

今度はAI児童ポルノだそうです 何か新しい表現手段やテクノロジーが定着する度に同じことの繰り返しになっている気がするが、またしても「児童ポルノ問題」が浮上している。 少し前には "CG児童ポルノ" という頭痛が痛くなるような単語が報道の場に飛び交っていたし、元を辿って行くと「写実的だからダメ」と警察に言い張られて負けた松文館裁判などにも似たような問題点が根っこにある。 このnoteでもこの手の「児童ポルノにまつわるインチキ話」を何度書いたことか……。 こんな調子で何か

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【神公演】浅草ロック座2023年6月公演『REBIRTH』 レビュー

前回はジオラマの出来に興奮してそこばかり早口で語りたいひとになってしまったので、今回は心を落ち着けて公演内容のレビューをしたいと思う。 このnoteでストリップの演目についてあれこれ語るなんてした事がなかったように思うが、黙っていられないほど素晴らしい公演だった。 悲しいことに6月いっぱいまでしか観られないので、マジで騙されたと思って浅草へGO! 問題なのが今公演は30日(金)までなので、土日になったら別の公演に切り替わってしまっていることである……。 1景 橋下まこ

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連日大入り大盛況中の浅草ロック座でとんでもないお宝を発見したでござる

6月いっぱいまで浅草ロック座が神公演中! 日本に現存するストリップ劇場としては最大にして最古の浅草ロック座が、連日大入り袋が飛び交う大盛況にある。 浅草では有名AV女優がストリップデビューすることも多く、そういう時はAVファンらが押しかけて大行列になっていたりもするのだが、6月の公演はそういった "客寄せ" はひとりもおらず、メンバー構成的にはどちらかというと「実力者揃いではあるけど地味」といった印象がある。 それなのに平日の変な時間に行っても8割方座席が埋まってしまっ

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東京下町の立ち食いそばの完成形を10年ぶりくらいに食す(一由そば/日暮里/立ち食いそば)

日暮里駅から徒歩数分の場所に「24時間営業で常に客がいる」恐ろしい立ち食いそば屋がある。 『一由そば』 昔から「これぞ!」という扱いであちこちの媒体に取り上げられまくっていた、立ち食いそば好きで知らないヤツはいないだろうという有名店だ。 先に言ったように24時間営業なので、いつ行っても開いているという安心感はあるのだが、逆に言うといつ行っても列びが出ているという意味の分からなさも持ち合わせている。 で、この店の何がそんなに人気なのかというと、正直味についてはそこまでズバ

【さらに追記】【レース後追記】第64回 宝塚記念 予想&買い目

【事故発生により再び追記】 宝塚記念を見事に大外しし、大損害を被ってしまったアタイ。これまで好調だったのが最後の最後でオチが付いたというお約束展開になってしまった。 傷心のアタイは後片付けをしようとPATを開いて精算ボタンを押そうとしたのだが、そこには残金1,300円という表示が。 これっぽっち残しても仕方ないので、阪神の最終レースに全部突っ込んでヤレと大慌てで予想開始。追い銭をするつもりはないので13点が上限の勝負となる。 阪神最終レースは2勝クラスの1200mのダ

木村響子氏反訴騒動、あまりにも恐ろしい判例が残ってしまっている……

未だ尾をひく "木村花事件" テラハ出演が要因でSNSリンチを受け、それを苦に自殺したプロレスラーの木村花選手。彼女の死をキッカケに、遺族である母親の木村響子氏は、ネット上に飛び交う誹謗中傷に対して声を挙げ続けて来た。 ところが、ひとり娘を亡くしたショックがあまりに大きかったのだろう。だいぶ早い段階から明らかに精神的に不安定であることが見て取れる言動があり、その状態のまま社会運動的な活動を始めてしまったものだから、このところ細かいミスが目立つようになって来ている。 ちな

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【鬼畜父による児童虐待シリーズ】某伝串こそ至高と言ってきかない息子に同格のやべえ食い物を教えてやった(世界の山ちゃん浅草橋店/浅草橋/居酒屋)

前回は息子にすた丼の味を教え込むという鬼畜さを見せつけたオレサマだが、今回もある意味でそれと同じくらいひどい。 女房と晩御飯が別になってしまったある日、息子に「今日お母さんいないけど何か食べたい物ある?」と聞いたところ、即座に「伝串!」と元気なお返事。 息子はたまたま入った新時代で食べた伝串にハマってしまい、何かと言うと「伝串が食べたい」と言い出す奇病にかかってしまったのでございます。 しかし女房は女性だけあってそこまで伝串に情熱は持っておらず……というか、どちらかとい

【鬼畜父による児童虐待シリーズ】息子に超絶ジャンクなあの丼の味を教えてみた(伝説のすた丼屋 亀戸店/亀戸/ファストフード)

おかげさまで息子もだいぶ大きくなりまして、近頃はサッカーだの野球だのスポーツに目覚めて男の子らしい生活をするようになってまいりました。 それに伴い食う量も増えて来ており、台所を預かる身としては食費だけで財政破綻するのではないかと今から戦々恐々としている訳で。 だが胃にブラックホールが発生するのは、男子ならば誰しも一度は通る道。ならば今のうちから「とにかく腹が膨れる悪い食べ物」を教え込んでしまった方がいいのではないかという極論に至ったのでござる。 この日は息子と2人で昼飯

「何十年ぶり?」あまりにもノスタルジーな一杯は記憶の通りの味だった(つけ麺大王 蒲田店/蒲田/町中華)

若い人には(という書き出しがあまりにもジジイ臭くて自分で哀しくなった)あまり馴染みがないかもしれないが、その昔『つけ麺大王』という大人気のラーメンチェーンがあった。 1980年代、私が中学校を卒業するか否かといった頃に最盛期を迎えていたようで、都内のあっちこっちの街道沿いにあった記憶があるのだが、今では数店しか生き残っていない。 このつけ麺大王という店は、知人の刈部山本氏の取材によると、日本で初めて "つけ麺" という商品名を使ったお店なんだとか。 この山本氏の記事を紹

"板橋味" ではないけれど、とても美味しい超ジャンクラーメン(らーめん平太周 神保町店/神保町/ラーメン)

2年近く前の記事になるが、このnoteで神保町にある『平太周』という背脂ラーメンのお店を取り上げた。 前回の記事でも触れているが、この平太周は元々は板橋本町駅から徒歩数分の環七沿いにあったお店で、さらにその前身はときわ台交差点にあった伝説の土佐っ子ラーメンである。 しかし土佐っ子(ときわ台)→平太周(板橋本町)→一秀(北池袋)と続いた直系の流れは、一秀の突然の閉店によって途絶えてしまう。 かろうじて残ったのが、五反田・西大島・神保町などにある暖簾分け店の系列だ。 と、

【沢木和也の終活ボツ原稿】適正AV業界の沈没により知識の継承が途絶えるかも……

はじめに この記事は、私が手掛けたAV男優・沢木和也氏の自伝(実質的には遺書)に文字数の都合で収録されなかったボツ原稿を一部抜粋した物です。 ↑↑ 当シリーズの一覧はこちら ↑↑ 今も "AV新法" で揺れるAV業界ですが、元々はどのような業界だったのか。どのような人間達が作って来たのか。そしてその業界がどのような努力によって適正AV業界へと変貌して行ったのか。正しい歴史を学びたい方にとっては貴重な資料となる述懐です。 ただし、沢木氏が死に臨んで発した言葉なので極端に

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"ホテルの朝ご飯" 好きにはたまらないココスの朝食バイキング(ココス北砂店/江東区北砂/ファミレス)

ファミレスのココスが朝食バイキングをやっており、それが激安で大人気という情報を見かけた事がある方は多いはず。 ところが、この朝食バイキングは実施店が限られており、しかも店ごとに毎日やっているところもあれば、土日祝しかやらない店もあったりと統一されていない。 以前は秋葉原店でも朝食バイキングをやっていたので、バイキング好きな息子を連れて行ったら、いきなり営業方針が変わって朝営業をしなくなってしまっていた。店まで行ってやってないというのは非常に心が折れる。 しかもココスは朝

BUNKAオンラインに「フェミニズムとエロ表現」がテーマの素晴らしい記事が掲載されている

BUNKAオンラインちゅき(はあと) まずはこの座談会形式の記事をお読みいただきたい。 りかちゃんにドルショックさんに神田さんと、気のせいか知り合いばかりにも見えるのだが、まあそれはそれとして内容が素晴らしいのである。 あまりに素晴らしい内容なので、今回は他人のふんどしを最大限に使わせていただき、記事の内容に解説を加える形で「今現在フェミニストを名乗る人間達がいかに偽物か」について語りたい。 "自称フェミ"への疑念 まずこの記事のテーマは冒頭にある通り、「今現在主流

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コロナ禍すぎて国技館も元通り(?)の大盛況

義実家は両国で長いため、ご近所付き合いの一環で定期的にお相撲を観に行っている。だが流石に毎場所通い詰めるのは飽きるようで、我が家にもマス席のチケットが流れてくるわけで。 コロナ禍以降は外国人観光客がほぼいなくなり、また名物のお茶屋さんも閉まってしまい、実に寂しい雰囲気だったのだが、ここに来て以前の活気を取り戻している模様。 もう国技館の前の通りからして人でギュウギュウ。ほんの半年も前はこんな雰囲気ではなかったよねえ。