ヲタ活から得たもの学び3話
魚の目はスキを伝える最高の手段
ジャニーズ事務所には沢山のグループが存在する。その中でも私はバンド活動をするグループが特に好きだ。彼らの楽器に対する貪欲さや上達していく様を見ることがなんとも言えない楽しみなのだ。勿論ジャニーズ所属なので、ダンスを踊る彼らにも惹かれる。
ジャニーズに興味がない人に彼らの良さを私が力説したところ、"へぇ”と言われ、論破されたことがあり、私の推しのグループの良さが伝わらなかった。それまでは、推しのグループのコンサートをみてだけ素敵なグループだと力説していた私は、これを機に、他のグループのコンサートにも足を運ぶようになった。ジャニーズ枠の世界観の中でも、演出が海外から最新な技術を取り入れている、手作り感あふれてトークで頑張っている、レベルが高い踊りに徹しているグループなど多彩であることを実感。
私は、ジャニーズグループを全部みた上で、推しグループの良さを語るようにした。好きなものだけを知って語るより、それを含めた全部を知って語れば、相手は興味をもって聞いてくれる。”へぇ”から”うんうん、それでそれで?”と目を輝かせて聞いてくれる。視野を広げることで、"好き“が相手に深く伝わることを学んだ。
私は、1個の化粧水について、いかに良い商品かをプレゼンするときに、化粧水の競合商品や類似商品だけでなく、洗顔料、スキンケア(美容液、クリーム、乳液など)、ファンデーション、メイク(チーク、口紅、アイシャドーなど)と化粧にまつわる商品まで広げて試して、その化粧水の良さを語るようになった。相手の反応は好反応。
魚の目は視界が広い。厳しい生存競争を生き抜くためにも視野が広いと言われている。広範囲からの情報を手にするのが得意だ。私たちは、どうしてもスキを伝えたいばかりに1点集中で視野が狭くなる。視野が狭い話は、聞く側としては、物足りなさや深みにかけ、興味を持てなくなる。なにかスキを伝えるときは、魚の目。魚のように自由に泳いで、広い視野でスキを伝えていくこと。今日は学びの先生が魚でした。※足の裏にできるやっかいなやつとは違います。
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