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[往路]伊勢湾自動車道から新東名〜高知から埼玉、家族で車帰省の記録2023夏⑤

湾岸長島パーキングを2時に出たらしい。

私はもう、大阪を越えたあたりからうつらうつらしていた。実は三重県という場所に身体があるのは生まれて初めてだった。
 
東京と姫路を往復するのに子どもの頃から利用していた東海道新幹線は三重県を通らない。
残念ながら、全然三重県を感じることなく、今回は通り過ぎてしまった。

名港(名古屋港)の灯りを見たのは覚えてる。

名古屋の街のあかりは高速道路からは確認できなかった。

名古屋にも父の弟であるおじ夫婦が住んでいる。
 
一歳になる直前の上の子を連れて顔を見せに行った。名港水族館で、当時ハイハイだった上の子はベルーガ(シロイルカ)を見た。
今、子どもたちに見せたらきっと感動するだろう。

名古屋のおじたちにも会いたい。
でも今回は初めての車帰省ということで、心の余裕がはかれなかったこともあり、残念ながら名古屋の風景も見送った。


深夜の名古屋付近。ガラガラなのが救い。

遠い。

やっと、高知から実家まで半分きただろうか。

豊田の表示以降から記憶がない。

夫の記録によれば湾岸長島からどうにかして新東名高速道路に入って、
愛知から静岡に入った。
そして静岡の遠州森町パーキングで少し休憩したらしい。
私も子どもたちも全く記憶がない。
 
夫はそこから3時の終わるくらいに再び走り出した。
静岡の清水パーキングについたのは、朝の日の出の頃で、私たちもようやく起きた。

5時くらいだった気がする。

私はなんだかんだで、深夜寝てはいたのだが、あくまでも「夜中ずっと運転してた夫よりいくぶんマシなヨレ方」で、
でもとうとうお日様パワーで選手交代である。
おニューのメガネをかけて、清水パーキングから新東名を走り出した。

ところが、
清水を過ぎると
東海エリアは長い長〜い下り坂になる…

ひたすら左を走れば安全と言われていたはずなのだが、
下り坂が続くとトラックが多い左車線はスグに車間がつまってしまい、

ギアをローにしたりドライブに戻したりと、
なるべくフットブレーキを使わないようにするのが大変だった。

あんまり早く走りたくないが、追突しない気遣いも結構大変なので、追い越しが出来そうな所は追い越して行った。

ただ、やはり私自身も睡眠の質が悪いので慣れないことをやるのは不向きであった。眠いはずの夫が心配して、なるべく起きてオペレーションをとろうとしてくれていたが、甘えるしかなかった。

新東名から東名に入り、
静岡から神奈川県へ。
秦野中井(はだのなかい)とよばれるエリアの中井パーキングで休憩した。

つづく




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