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加害という快楽


どんなに平和を願っても
どんなに平穏を願っていても
イジメも虐待も無くならないのは

支配欲を満たす快感だからだと思います。


無視をしたり
仲間外れにしたり
悪口を言ったり
人を傷つけて、相手を孤立させたりする加害は
人間関係の見方を上下関係にして
支配欲を満たす快楽だから。。。

相手が傷ついたり、嫌な顔しても
簡単に『冗談』ということにできるし
『こんなの軽いノリ』ということにすれば
傷つく方を悪者にできて
伸び伸びと支配欲を満たせるお手軽な快楽。。

イジメもパワハラもモラハラも
根本は同じで
自分の機嫌を自分で取れない人。
自己愛や自尊心に歪みを持った人が
他者を使って自分を満たそうとしている結果なんだと思います。

被害者も加害者も愛着に歪みを持った
アダルトチルドレンかな。。

私はどちらかというと
被害者側の生き方でしたが、
苦痛に耐えることで相手に認めてもらおうとしたり、我慢するという条件のもと、自分の居場所が確保されているような錯覚があったような気がします。。

うまく。。噛み合ってしまうんですよね。。

そこにはやっぱり

相手に自分の機嫌を取らせる加害側と

相手の機嫌を取ることで自分を保とうとする被害者側。。

多分つらいという感覚がある分、
被害者側の人の方が
加害者から離れて自立を目指す人が多いのではないかなって考えてます


この『自立』、

仕事をしてるとか大人になってるとか
そういうものではなくて、
精神的な自立ですね。

自分と他者をしっかりと分けることができたり
他者の機嫌に振り回されたりしないようになったり。。

自分のことをよく知って、自分のことは自分で解決できるようになったり。。

今の世の中はとても上下関係で
支配的な世界なので
とても難しいとは思うんですけど

自分の半径2、3メートル。
自分の目の届くとところや自分の行動範囲、
自分が関わる人ぐらいは。。
自分自身を含めて、対等な人付き合いができると
人生がすごくすごく、息がしやすくなると思います。


このことを知っていると
意地悪をする人の顔がよく見えますから。
ニヤニヤと嬉しそうな顔してますよ。
目が目の前の人を見下して
自分を保とうとする目をしてますから。
まさに、意地悪は快楽なんだなぁ。と
思う顔をしてます。。


被害者側として生きる人は
育ちの段階で自分が自分でいいという当たり前の自信を根こそぎ奪われてることが多いので

ギラギラと怒りをあらわにする人や
ケチをつけてきたり、暴言を吐いてきたり
無視をしたり。。
受動攻撃ですね。。。そういうことをする人に対しても、『自分が悪いのではないか?』と
自分の悪いこと探しをして、
許してもらおうとしてしまうんですけど、

全ての原因が自分の中にあるわけじゃなく、
相手も人間だから、相手の中にも問題があることを知ると、すごく楽になると思います。

人間関係は人生の基盤で、
人の悩みのほとんどは、人に対して。。
特に支配的な人や意地悪な人。。
無視をする人など。。他者を粗末に扱う人間が悩ませてくるので。。

しっかりと自分と他者を分けることで
相手の快楽に付き合わなくていい自分になれると
私は考えてます。

私自身もそうだったのですが、
私を心配したり、私を管理するような人間関係。。大切、愛していると言う言葉の裏での行動が、上下で支配的な人間関係より

自身を信じてくれたり
尊重してくれたり
自由に受け止めてくれる人間関係の方が
心の荷物を置かせてくれると感じましたから。

全ての人を信じる清らかな心も素敵ですけど
自分の心を壊してまで人の気持ちを伺わなくていいと思えるようになると
すこし自分が強くなれるかなと思いましたし。

相手の快楽に自分の気持が支配されないように。。
この知識は必要なものだと感じました



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