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静かな水のように

わたしのすきなターシャ・テューダーという人は、
静かな水のようでありたいと[スティルウォーター教]というものを発明した。

それは、彼女が惹かれる小さな動物の生き方に通ずるもの。

小鳥たちは、必要なすべてが身の回りにあると知っているから満ち足りている。

かたや人間はないものねだりばかり欲望で不満をふくらませている。

まずは、静かな水のように世界を受け止め、感謝することから始めたいわ。

そう彼女は語っていた。
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静かな水のように穏やかであること
水鏡に映し、自分を知ること
周りに流されず自分の速さで進むこと

それをターシャはスティルウォーター教といって、冗談めかして子どもたちに言っていて、実際にそのように生きていた。

いつも手を動かすことを楽しみ、
自ら創り出したものに幸せを与えられ、
そうして積み重ねた人生は
充実したものだったそう。

そんな風に息子さんに言ってもらえる人生。
素敵だな。
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縄文時代の人々は、自然とともにあったから、足るを知る心があったのかな。小鳥たちのように。
なんて、わたしは思った。

わたしも静かな水のように、ありたい。


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