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甘えと期待、親離れと子離れ
この頃セッションや調整をしていて、テーマとして感じるキーワードでした。
友人でも、家族でも、パートナーでも、仕事を介して関わる関係でも
ここまでやっても許してくれるだろう
仲良しだから少しくらいいいだろう
などの甘えや、許されるような期待、導いてくれるはずという幻想、上司だから、部下だから、親だから。
いろんな場所で、気付かぬうちに私たちは親への甘えや期待を関係のない、他者にもぶつけてしまう。
親にできなかったことはパートナー、親に似ている上司や、友人に向けられる。
"叶えてくれなかった親フィルター"越しに全ての相手を見てしまう。
愛着障害である。
今個人的にご縁をいただいている方ははみな心地よい関係でいられる。
自分で立つことが当たり前であり、それを共有する時の小さな甘えがなんとも愛おしい。
自分がそのように生きた時、大切に繋がれる人たちと出会うことができました。
それぞれの人生はそれぞれで生きるものであり、誰かに甘えや期待することは、自身を生きることをさぼり、誰かに全体重をかけることになります。
誰かの親への甘えのために、私達が時間を使い、心を使うことは、必要ありません。
そして、まったく違う誰かに親への甘えや期待をぶつけてしまうほど、失礼なことはありませんよね。
"受け入れてもらえない"という呪縛の中の住人になっているなら、お引っ越しできるますように。
調整させていただいています。
この時代、セラピストという存在が多く職業としてあるのは
古き良き時代のように、身近な人に話して寄りかかり合って体重をかけあって生きるのではなく
誠実に依頼をし、対価をいただき、専門的な目から、根本を整え直し
個としての生きる力をそれぞれの人が磨く必要があるからなのでしょう。
失礼な距離を取らないことを
親子でも、友人でも、パートナーとも
心地よい距離を取り続けることが
今、そしてこれからの時代、大切になりますね。
ずっと長くお世話になっているから
結婚しているから
お付き合いしたから
古くからの友人だから
長く通ったセラピストだから
ではなく
今心地よい関係でいられているか
問うことでもあります。
この頃長く頭の中に浮かぶこの言葉。
「求めよさらば与えられん」
それは
「与えられるのを待つのではなく、積極的に自分から求め、努力する姿勢が大切である」
という意味を持つことわざです。
しかし、このことわざが意味する真髄とは、ただ求めるだけではなく
「求めるものを手に入れるために主体性を持って努力を続けるべきである」
ということです。
つまり、ただ単に、
欲求ばかりを投げかけるだけではいけない
積極的に努力をすることが大切である、という意味になります。
日々、素晴らしい学びをさせていただいております。
少しでも、お力添えできますよう、精進して参りますね。
たくさんのご依頼をいただきまして、ありがとうございます。
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