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2019年本屋大賞受賞作、アナタはもう読んだ?

2019年4月9日、全国の書店員が選ぶ本屋大賞が発表されました。
ランクインしたのは、この10冊。(本の要約はアマゾンから引用)

1位 『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。


2位 『ひと』 小野寺史宜

たった一人になった。でも、ひとりきりじゃなかった。
両親を亡くし、大学をやめた二十歳の秋。
見えなくなった未来に光が射したのは、 コロッケを一個、譲った時だった――。激しく胸を打つ、青さ弾ける傑作青春小説!


3位 『ベルリンは晴れているか』 深緑野分

戦争が終わった。
瓦礫の街で彼女の目に映る空は何色か
ヒトラー亡き後、焦土と化したベルリンでひとりの男が死んだ
孤独な少女の旅路の果てに明かされる真実とは――
読後、きっとこのタイトルに心が震える。


4位 『熱帯』 森見登美彦

沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった!謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと、「部屋の中の部屋」…。東京の片隅で始まった冒険は京都を駆け抜け、満州の夜を潜り、数多の語り手の魂を乗り継いで、いざ謎の源流へ―!


5位 『ある男』 平野啓一郎

彼女の夫は「大祐」ではなかった。夫であったはずの男は、まったく違う人物であった…。人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。


6位 『さざなみのよる』 木皿泉

小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!


7位 『愛なき世界』 三浦しをん

恋のライバルが人間だとは限らない!
洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――


8位 『ひとつむぎの手』 知念実希人

人として一番大切なものは何か。若き心臓外科医に課された困難を極めるミッション。医療ミステリーの旗手が挑むヒューマンドラマ。


9位 『火のないところに煙は』 芦沢央

本年度ミステリ・ランキングの大本命! この面白さ、《決して疑ってはいけない》……。「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!


10位 『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎

あらすじは秘密、ヒントを少し。 双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。


本の要約を見るだけでも、興味をそそられますね。私が読んだことあるのは、第2位の『ひと』、第9位の『火のないところに煙は』と第5位の『ある男』です。

第2位の『ひと』は、主人公の言葉に共感。そして読後はコロッケが食べたくなります。第9位の『火のないところに煙は』は、怪談話が好きな人にオススメです。ホラーが苦手な私も読むことができましたが、本を読み終えた後、部屋の「染み」を見ることができませんでした…。第5位の『ある男』は、法律や戸籍に関する話も出てきたため、私には少し難しい内容でした。

自称本好きにも関わらず、残りの7冊は読んだことがありません。残り7冊を読了後、自分の中の「本大賞」を作ってみたいと思います。実際の本屋大賞と、自分が並び替えた本大賞ランキングがどう変わるのでしょうか。自分の本ランキングをつけてから、実際の本屋大賞と見比べるのが楽しみです。

皆さんは、本屋大賞受賞の10作品の中で気になる本はありましたか?すでに全て読了した方は、どれが一番面白かったですか?良かったらコメント下さいね。


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