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自分の言葉で伝える大切さ

自分の言葉で、「想い」を伝えるのは大切。
結局は気持ちが人を動かすんやもんな。
下心や借りてきた言葉なんて、人は簡単に見破る。


私は、カナダのグランマに手紙の下書きをしていた。

日本語→英語で書いてからChat GPTに添削してもらった。文法が変なところ、単語を補ってもらった。AIが文章を直すと、小学生並みの私の文章が、大学生くらいになる。自分の言いたいニュアンスが正確に表現されている。

このまま書こうと思って、ふと思い留まった。

この文章を読んだ時、グランマはどんな顔をするだろう。多分彼女は、私が書いたものじゃないと気がつくかも。普段のメッセージでは、私はそんな表現を使わないし。

自分の書いた文章をもう一度見直すと、拙い。自分の英語レベルに泣きそうだ。でも、日本語も似たようなもんだ。直接的表現も多いし、凝った表現はできない。グランマだって私の英語の拙さを知ってる。それでも一生懸命、耳を傾けてくれる。

我が家の冷蔵庫を思い出した。グランマのひ孫たちが私に描いてくれた絵がある。日に焼けて色が褪せているけど、捨てられない。

正直、「上手い!」とは言い難い。でも私のために一生懸命描いてくれたから嬉しい。その絵を見るたびに、あの子たちの優しさを思い出して温かい気持ちになる。

旦那さんにもよく言われる、「”Maiの”言葉で書くこと。言葉が下手でも、表現が子供ぽくても、想いが真っ直ぐ伝わる」と。

かっこいい言葉ばかり並べても、チグハグな文だと読むことに集中できない。そして、伝えたいことが伝わらない。

AIは頼ってもいいけど、何も考えずに丸写しはダメだな。大事な人に思いを伝える時は、自分の言葉の足りない部分、知らなかった単語、自分がその表現を普段するのか、文法の間違い箇所の修正を確認するくらいがいいのかも。

間違いだけ直して、拙い英語のままで書こう。グランマはきっと喜んでくれる。

大事なのは、自分の言葉から溢れる気持ちだ。

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