暑い日も、夫婦仲良く「カンガルー戦法」で涼む

私と旦那さんはとにかく、夏の暑さが苦手。今年はカナダも蒸し暑くて、旦那さんは眠れない日が続く。エアコンのつけすぎ、冷たいものの摂りすぎもお互い体調が悪くなる。

ある時、旦那さんが濡れタオルで腕や首を拭いていた。これ、すごい。涼しいを通り越して、風やエアコンがあるところだと少し寒いくらい。汗のベタつきも無くなるし、水とタオルさえあれば、どこででも使える優れもの。

旦那さんはこれを「カンガルー戦法」と呼んでいる。カンガルーは汗腺が発達していないため、人間のように汗をかいて体温を下げることができないみたい。そこで腕や脚を舐めて濡らし、渇くときに発生する気化熱で血管を冷やすんだとか。

彼は動物ドキュンメンタリーを観て、濡れタオルの存在を思い出したみたい。

暑い日が来ると旦那さんは、「カンガルーしよう！」と提案してくる。2人でタオルを濡らしに行く。私が暑さのせいで機嫌悪い時は、彼が濡れタオルを持ってきて腕や首を拭いてくれる。涼しくてさっぱりすると機嫌も良くなる。寝る前にも軽く拭いて、ベッドに転がると気持ちが良い。

「涼しい」「さっぱりするね」と言い合って笑顔になる。

たったこれだけのことだけど、暑い日のイライラも、彼とカンガルー戦法のおかげで機嫌がすぐ直る。

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仲良し夫婦サークルの企画に参加しました。濡れタオルは割とよく知られているから「特別」かどうかは分からないけど、このような内容でも大丈夫なのかな。