空間を仕切るだけで、人の意識が変わる
プレッシャーを与え合わない夫婦でも視界に入る、そこにいるのを意識するとお互いの目を気にしてしまう。リビングを分断したら生活にメリハリができて、夫婦時間がもっと貴重になった。空間を仕切るだけで意識が変わるなんて、人の心理は不思議だな。
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私は主婦をして、毎日noteや創作作業に勤しむ。旦那さんは家で仕事。夫婦のデスクはリビングにあって、お互いの存在が常に視界に入った状態。私たちはトイレとお風呂以外、毎日ずっと同じ部屋にいる。
そんな中、旦那さんは自分だけの小さなスペースがほしいと以前から言っていた。私が邪魔とか、2人いつも一緒が嫌なのではなく、自分の内にこもって静かに作業に没頭したいらしい。それで、彼が「リビングを区切ろう」と提案してきたけど、私はリビングが狭くなって圧迫感が出たら嫌だと断っていた。
お互いに引っ越しは考えていない。立地と治安が最高だし、広い部屋がほしいわけではないから。その後も何度かリビングを分断したいと言われ続け、私もちょっと興味が湧いたからやってみた。
とりあえず1週間、分断生活してみよう。それが半年になった。今ではこの区切りがないと、私の方が落ち着かないくらい。模様替えはやってみないとわからないものだな。
狭くて圧迫感があるかなと思ったけど、全く気にならない。仕切りから向こうは別空間。もともとこんな広さのリビングみたいに思えてきた。旦那さん側のスペースが狭いから余計にそう思うのかも。使ってなかった机やソファも活用されてるし、彼が描いた素敵な絵も陽の光を浴びられて私は嬉しい。
旦那さんは自分のスペースができて喜んでいる。オフィス空間ということもあり、家の中で仕事と寛ぎのメリハリが出るとのこと。彼の見えるところに私がいるけど、存在のチラつきが気にならないそう。彼は自分のことに集中できて良いそうだ。
私にも良い効果がある。彼の動きが気にならなくなった。私は旦那さんのことが大好きで、隙あらば話しかけようとする。前は彼の方を何度もチラチラ見て、話かけていいタイミングを見計らっていた。仕切りのおかげで、彼がオフィス空間から出てきたら話しかけるようになった。
あとは、私が彼に気兼ねなくゴロゴロできるようになった。これ、大事。前は彼が仕事を頑張っている時に、私が床に寝転んでゲームをすることに罪悪感。彼は「まいが楽しいならそれでいいよ」と言うタイプだけど気を使っていた。今は仕切りで見えないのを良いことに、思い切り寛いでいる。
エリアはこんな感じ
身長183センチの人がこんな狭いスペースで事足りるなんて。パーティションと本棚でリビングを分断。本棚にゲームモニターを置いたから、彼の趣味エリアができた。
私の机と本棚はリビングに置いている。テレビの回線は繋いでいないから、パソコンとテレビを繋いで音楽やアニメを流す。
貴重な夫婦時間
夜ご飯を食べた後は、私が旦那さんのオフィスに遊びに行く。一緒にお話、ゲームや読書をする。日中はお互いの作業にちゃんと集中してるから、夜は夫婦で話す・遊ぶ時間がすごく貴重になってもっと楽しめている。
今回模様替えをして思ったのは、プレッシャーのない夫婦でも視界に入る、そこにいるのを意識するとお互いの目を気にしてしまうものだな。
空間仕切りの模様替え、オススメです。
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