レアな空と雪のダイヤモンド in カナダ
カナダにいると自然の神秘を感じる。私が住む場所は気温が−20度くらいになると、「ハロ」が現れる。
ここまでくっきり見えるのはレア。肉眼では太陽が眩しすぎて、ハロの全体がほとんど見えない。
「ハロ」は、太陽の周りに光の輪っかができる現象。空の高いところにある氷の粒が、太陽の光を反射させてできる。
「ハロ」は、ギリシャ語の「ハロス」が語源。「太陽や月のまわりの円」を意味する言葉。
ハロが現れるには、条件がある。
非常に寒い気温(この日は、ー20度くらいだった)
氷の粒が空中にある(高い雲や氷の結晶が空気中に浮かんでいる)
晴れた空(空が澄んでいて、雲が薄い)
別の日は、ダイヤモンドダストが舞った。空気中の水分が凍って、小さな氷の粒がキラキラ光る現象のこと。
雪の結晶でバルコニーの手すりや床が輝いていた。宝石が散りばめられたかのよう。
ダイヤモンドダストも、特別な条件が揃わないと現れないそうだ。
気温ー10度以下
乾燥した空気
風が弱い
澄んだ空
動画30秒あたりで、ダイヤモンドダストの映像が流れる。
私も実際に、ダイヤモンドダストが舞っているのを見たことがある。写真に収めるよりもしっかり目に焼き付けた。惚れ惚れする美しさだ。「人生が変わる」って、偉大な自然に触れた時に使うのかもしれない。
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私は、レアな自然現象を見ると少し運気が上がるような気がしてならない。このnoteを読んだ人に、幸あれ!