初めてのばんぺいゆ
スーパーの青果コーナーや産直で見かける事が多くなった晩白柚(ばんぺいゆ)。スーパーではだいたいくまモンのフィルムに包まれてこっちを見ている。どでかいみかんのフォルムがインパクトがあり、興味をそそられる。一方、あんな大きいみかん食べきれんなあ…。と思って買うには至っていなかった。
だがしかし!ある日、あまってるから……と知人から晩白柚を頂いた!なんと!こんなラッキーな!!!テンション爆上げである。
お裾分けなので、比較的小さめな晩白柚だが、それでもよくある柑橘類よりは大きい。オレンジの2倍くらいある。十分だ。
早速帰路につき、入刀!
ん、ん〜〜?!すごいワタの量だぞ!おおよそ晩白柚全体の半分以上は皮及びワタだ。
これは、スーパーの特大晩白柚でも食べられたな……。と気づく。(学びである)
皮からは強烈な柑橘の香り。ザボンの仲間と書いてあったが、残念ながらザボンを食べた事がない。よくある柑橘だと、グレープフルーツに香りが近い。かなり爽やかでずっとかいでいたい、いい香り!
肝心の果実は、、サクサク!柑橘系のトレンドはジューシーでみすみずしく、甘いイメージだけどそれの真逆を行くサクサク食感。念を押すがスカスカではない、サクサク。くせになる食感。
また、味は皮ほど強烈な香りはないものの、甘さと酸味のバランスが良く、スーッと身体に入っていく感じ。特別あま〜いとか、華があるというより、なんか懐かしさを感じる。
食感にしろ、味にしろ、昔からあるものにしても、現代の食生活上では新鮮で、体験の満足度が高かった。
分厚いワタ及び皮も砂糖漬けやジャムにするとおいしい!といろんなサイトに書いてあったが、めんどくさかったので、全部風呂に入れてばんぺい湯にした。
爽やかな香りが広がってサイコーに気分が良かった。