詩のご紹介121 あかとんぼ(小黒恵子作) ~モンキーパズル~
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
小黒恵子最後の詩集となる「童謡集:モンキーパズル」では、野に咲く小さな草花や虫を歌った詩から、サバンナで繰り広げられる鳥獣の死闘の詩まで、色々な詩が含まれています。
今回は、「あかとんぼ」~Ⅰ~ です。
「童謡集:モンキーパズル」については、下記をご覧ください。
あかとんぼ
~モンキーパズル Ⅰより~
小黒恵子 作
ひがん花の 原っぱに
かぞえきれない あかとんぼ
とんぼ とんぼ 風にのって
秋といっしょに きたんだね
おりておいで この指(ゆび)に
どこへとんでく あかとんぼ
とんぼ とんぼ 町の子へ
秋のにおいを はこんでね
この作品は、「小黒恵子 こどものうた選集 うたのパレット」にも掲載されていますが、表記が一部、ひらがなになっています。
■「小黒恵子 こどものうた選集 うたのパレット」バージョン:
あかとんぼ
作詞:小黒恵子 作曲:中田喜直
ひがんばなの はらっぱに
かぞえきれない あかとんぼ
とんぼ とんぼ かぜにのって
あきといっしょに きたんだね
おりておいで このゆびに
どこへとんでく あかとんぼ
とんぼ とんぼ まちのこへ
あきのにおいを はこんでね
それでは、「やさしい童話と童謡」シリーズの朗読の中から「あかとんぼ」をお聴きください。
最後までお読み、お聴きいただき、ありがとうございます。
次回は、「秋のきかんしゃ」(童謡集:モンキーパズル ~Ⅰ~)をご紹介いたします。(S)