詩のご紹介198 うめのはながさいた(小黒恵子作) ~うたのパレット~

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今日の詩は、うめのはながさいた「うたのパレット ~こどものうた選集~」です。(湯山昭作曲) 

「うたのパレット」は、小黒恵子さんの全75の詩に、たくさんの作曲家の方が曲をつけています。ここに載っている詩は、童謡集「シツレイシマス」や「ホラ耳をすました」ですでにご紹介している詩もいくつか含まれていますが、この「うたのパレット」で発表されている詩もたくさんあります。
「うたのパレット」には「ちいさいひとのために」(66曲)と「すこしおおきいひとのために」(9曲)と二つにわかれています。
ちいさいひとのために
うめのはながさいた
~「うたのパレット」より~
小黒恵子作 

さいた さいた
うめのはなが さいた
しろいぼんぼり いっぱいつけて
にわをあかるく てらしてる
うめのはな まぶしいな

さいた さいた
うめのはなが さいた
はるのにおいを やさしくだいて
ふゆをとおって きたんだね
うめのはな いいにおい

 それでは、耳からもお聴きください。

 朗読:公文理恵
 
 最後まで、お読みお聴きいただき、ありがとうございます。
 次回は、「やあ こんにちは」(小黒恵子 こどもの歌選集 「うたのパレット」)をご紹介いたします。(S)

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