
”実物の商品がある”という強み
こんにちは。
阿蘇小国郷ピクルス本店です。熊本県阿蘇郡小国町で加工食品の製造販売をしています。
見出し画像は熊本県阿蘇郡南小国町の黒川温泉の風景です。
画面中央左にある建物は長年黒川温泉で愛された「穴湯」という共同浴場です。子供の頃川で泳いだ後にこの穴湯に入って体を温めたんだよと地元の方からお聞きしました。2020年7月の九州豪雨で増水した川の水で流されてしまって今は再建に向けて頑張っているそうです。心から復活を願っています。
ソフトウエア開発業としての私
阿蘇小国郷ピクルス本店を立ち上げるまで、私の主なお仕事は医療系システムエンジニアでソフトウエアの開発も行っていました。
あ、今でもソフトウエア開発します!仕事の兼ね合いがあえば!
すっかり加工食品のおじさんになってるので自分でも忘れてしまいます(笑)
人によっては「ソフトウエアは目に見えないもので金額もよく分からない」と言われることもあります。以前病院勤務している時の私と上司の会話です。
上司「物もないのにソフトウエアは何で高いんだ!」
私 「目の前の画面で動いているじゃないですか?」
上司「手のひらに物としてのらないじゃないか!」
私 「手のひらにのらなくても業務効率向上してますよ。」
上司「業務効率は確かに上がってるけど・・・高いんだよ!」
私 「じゃあ、使うの止めて手作業に戻します??」
上司「無理!!!」
暇な人たちの会話っぽいですね(-_-;)
実際こんな話をよくしていました。開発を依頼したソフトウエアにはきちんとした金額算出の方法があって、ぼったくっているわけではありません。設計から納品、資料作成まで作業工程をリスト化してそれぞれの人月計算をします。そこに開発会社の利益や工程管理費などを加算して金額を算出しています。
何度も上司に説明したのですが、いつも話しの途中で能面みたいな顔になるのであまり頭に入らなかったのでしょうね・・・聞きたくなかったかも。。
病院を退職してソフトウエアを開発、販売する立場になって、お客様にこの金額計算の仕方を説明していました。妙に納得感があったようでなるほどねと言ってもらえていました。
前出の上司もちゃんと聞いてほしかったな~
私と同様にシステム導入やソフトウエアの開発を行う会社さんとお付き合いすることが多くなりました。各社さんの営業担当者や開発担当者さんを仲良くなって食事に行って情報交換することも多くなりました。
会社経営に関する深い話になると各社さんいづれも自社製品を持ちたがっていました。
ソフトウエア業界でも自社製品を持ちたいのが本音です。
なぜ自社製品を持ちたがるか。
ソフトウエア開発業は一般のお客様からの依頼を受けて要求を満たすソフトウエアを開発、納品します。
それ以外にも大手のシステム開発会社から依頼を受けて、いわゆる下請けという形でソフトウエア開発をします。
大手さんから依頼が来るようになればお仕事も増えますし会社も大きくすることだって可能です。
でも相手待ちの仕事です。上手くいっている時は良いのですが、案件が終了したり不況になったり時期によっても仕事が全く無くなる時があります。
それでも上手くやりくりしながら会社を回していくのですがどうしても不安要素が消えません。そこで自らソフトウエア商品を持ちそのソフト自体の販売にも着手したくなるのです。
”実物の商品”を持つ強み
普通のソフトウエア開発会社さんでしたらソフトウエアの自社製品を持ちます。でも私は色々な経緯や人との出会い、以前からやってみたかったという想いも相まって加工食品という実物の商品を手にすることができました。
”時代に逆行する講座でごめんなさい”の「そんなに大変な思いをして実際のところどうなの?」でも触れましたが加工食品は一度売れ始めると月によって差異はありますが結構安定的に売り上げがあります。これは会社経営を安定させる一つの要素です。
やはり実商品があるということは、ソフトウエアの自社製品と同じでそれ自体がお金を稼いでくれるので私にとってはとても有益なものになっています。
加工食品の講座をする時や講座以外でも人前でわたしの今のお仕事についてお話しする時によくこんなことを言っています。
私はピクルス屋さんではなく経営者です。
経営者なのでお金をかせぐ事が仕事です。
その為にソフトウエア開発もしますし加工食品も製造します。
皆さん、ご自身の今のお仕事に縛られて新しい発想ができなくなっていませんか?
私のピクルスにはCUPやメモリ、ネジなんか入れていません。システム屋さんだからと言ってシステム屋さんの仕事だけをしなくてはいけないという決まりはないのです。
皆さんも自由に発想して自由にビジネスを作り出して良いのではないでしょうか。
まとめ
今、加工食品と縁もゆかりもないお仕事をされている方でこの投稿を読んで下さっている方もいるかもしれません。
もし「こんなことやってる人もいるんだな」「ちょっと興味があって調べてみるかな」と思われた方がいらっしゃいましたら少し時間を取ってネットで調べてみて下さい。
本当にその気があるのならきっと私のように加工食品の製造業者として実物の商品を手にすることができると思います。一度商品を作ることができるようになるとその商品自体がお金を稼いでくれるようになります。
もし時間と費用と労力をかけられる余裕があればきっと将来に向けて生活の糧になる物を作り出せると思います。そしてその商品はあなた自身の生活を、上手くいけばお子さんやお孫さんの生活を助ける物になるかもしれません。
もし商品作りで分からないことが出てきたら私に相談してみて下さい。私自身は経験と知識があるので何か力になれるかもしれません。
今のお仕事に縛られずに、自由にビジネスをしてみましょう!!