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小国郷でいきていく

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小国らしい医療をめざして取り組んでいる小国公立病院の取組を親しみやすいイラストと共にしたためました。ぜひご覧ください。
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第1回「小国郷のこと、私たちのこと」と相互ケアに基づいた「全世代型のケアシステム」

小国郷のこと私たちのこと 九州のほぼ中央、熊本県の最北端に位置する人口約1万人のまち小国郷(熊本県小国町・南小国町)。わたしはこのまちの「小国公立病院」で働く常勤の臨床医。熊本市内から単身赴任で小国に来るようになって、もうすぐ12年になる。 美しい山々に囲まれたまちの多くを占める山林は、丈夫な建材として重宝される小国杉。古くから林業が盛んだ。杖立温泉や黒川温泉があると言えば知る人も多いかもしれない。新しい千円札の顔になる近代日本医学の父・北里柴三郎博士の生誕地でもある。

「小国でいきていく」小さな小冊子

こんにちは。 小国公立病院では、小国郷(熊本県小国町、南小国町)エリアの医療機関として、全世代型ケアシステムの確立を地域の中で創っていくことを目指しています。 今回、その取り組みを株式会社地域科学研究所さんと一緒に、小さな小冊子にまとめました。物語形式の漫画を取り入れて、小国郷の日常風景と一緒に、小国公立病院が取り組んでいる医療MaaZや医療DXの取組も紹介しています。 小冊子は小国郷の各所や、各地に配布予定となっています。noteでもマガジンとして紹介していきたいと思って