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子供の頃はわからない、大人が感動する絵本「おおきな木(The Giving Tree)」の感想

こんばんは、おぐみぃです。
みなさん大人になって読んだ絵本はありますか?

小説やビジネス書、参考書などを読むことが多いと思います。

私も今まで小説やビジネス書、マンガなどいろんな本を読んできました。
その中で、私がおすすめめしたいのが「大きな木」という絵本です。

絵本は子供だけが読むものではありません。
大人になってから、内容の深さがわかる本もあります。

おすすめしたい絵本はいくつかありますが、今回は「大きな木」について書いていこうと思います。


この本を選んだ理由

これはぜひ、大人に読んで欲しい本だと思ったからです。

特に、
・大人になって仕事や日常が当たり前になった時
・親元から離れて自分は自立していると感じた時
・家族ができてこれから頑張っていく時
そんな人に読んで欲しいです。

きっかけは、友人からのおすすめです。
それまで私は、”絵本は子供が読むもの”という固定概念があったので、読んだことがありませんでした。

でも、友人がとても良い本だと言うので読んでみたんです。
当時の私には衝撃でした。

絵本でこんなに心が動くのかと、
こんなに良い絵本が存在するのかと、
今の自分はどっちなんだと、考えさせられました。


どんな内容?

まずは、出版社から出てる紹介内容を引用したものを記載します。

あなたはこの木に似ているかもしれません。
あなたはこの少年に似ているかもしれません。
それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。
あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何かを感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。
(村上春樹/訳者あとがきより)

あすなろ書房HP

「これは子供向けの絵本なのか??」
そう思ってしまうような著者の深い内容が書かれています。

「木」と「少年」の話。
それだけでどんな話なのか気になり、表紙では感じ取れない内容もまた面白いですよね。


読んで感じたこと

日本語タイトルは「大きな木」ですが、英語版だと「The Gving Tree」というそうです。

まさにその通り。

大きな木が一人の男の子のために与え続ける姿。
読んでいて「温かく」「切ない」気持ちになりました。

この本を自分が子供の頃読んでいたら、表面上の内容だけ感じて「木は可哀想」で終わると思います。
子供の頃はわからなかったことが、大人になってわかる!となる。
自分の成長で感じ方が大きく変わる”面白さ”と”深み”があります。

私にはまだ子供がいないですが、いつかの子供へ読んであげたい本の一つです。
一緒に読み、自分の子供はどう思うのだろうかと感想を言い合いたい。

他にも大人の方へのプレゼントにしたら、とても粋だなと私は思います♪

もし、少しでも気になったらぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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