“真摯さ”を欠いたリーダーは、組織を破壊する。
おはようございます!
OGSシニアコンサルタントの深石です。
今週で遂に6月も終わりを迎え、
あっという間に1年の半分が過ぎ去りましたが、、汗
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
そして、今は梅雨の期間となりますが、
ほとんどの地域で6月下旬には梅雨明けするとのことで、
異例の早さで夏が到来しそうです。
私個人としては、四季の中で夏が一番好きなので、
今週中にもう梅雨が明けるのはとても嬉しい限りで、
テンションが上がりまくりです。
(反面、例年以上に水不足への警戒は必要ですが)
また、夏といえば海やプールも楽しみの一つですが、
うちの子どもたちが通っている学校でも、
コロナで2年間中止になっていたプール授業が、
今年からまた再開されたようですので、
「Afterコロナ」がもうそこまで来ていますね。
ということで、本日のテーマですが、
人を動かす立場である役職者や責任者を任用する際に、
“真摯さ”を見極める仕組みを設計しているか否かが、
組織や事業の未来を決めると私たちOGSは考えています。
経営の神様と称されたピーター・ドラッカー氏も、
マネジャーに必要な資質はただ一つ。“真摯さ”である。
と、著書「マネジメント」の中で力強く提唱されています。
そして、本書ではこうも記されています。
上記は、非常に本質を突いた示唆ですし、
私自身の経験と照らし合わせても、
まさにその通りだな、とつくづく思うばかりです。
私が前職で所属していたコンサル会社では、
高い基準ではありましたが、“結果”さえ出せれば、
マネジャーに昇格できる仕組みでした。
当時の私の上司は、上場企業出身で、
論理的思考力や概念化能力もずば抜けて高く、
年間読書量も100冊前後で知識量も群を抜いてました。
そして、組織論やマネジメント論にも明るく、
その上司が登壇した研修やセミナーでは、
私自身も非常に多くのことを学ばせていただきました。
しかし、
自組織・自チームのマネジメントは全く別モノで、
その上司の下で動いていたコンサルタントは、
私も含めた全員が、その組織を去りました。
また、私が新卒入社した会社においても、
管轄役員やトップマネジメントの人間性が原因で、
多くの優秀な人財が組織を去っています。
そして、私がコンサルタントとして携わってきた企業様も
同じ事象が起きているケースはとても多くあります。
これはあくまで私の少ない経験範囲に限ったことですが、
すべてが事実。
優秀な人財が組織を去ることは、組織における最大の損失。
ではどうすれば、この損失を最小化できるのか?
それは、冒頭でお伝えしたことの繰り返しになりますが、
といった、「仕組み」をしっかりと設計することに尽きます。
私たちOGSでは、人事評価制度のコンサルティング時に、
経営理念や人間性(真摯さや人望・人徳など)の要素を、
役職者の要件定義に組み込むことを強く推奨しています。
ぜひ、皆さんの組織においても、
「役職者やリーダーが“真摯さ”を兼ね備えているか」
を、今一度チェックしてください。
そして、もし役職毎の要件定義にその要素がない場合は、
組織が破壊される可能性がとても高いので、
至急、私たちOGSコンサルタントにご相談ください。
事業を司るのは組織であり、組織を司るのは人です。
いくら良い商品やサービスがあっても、
それを扱う人やチームが腐っていては話になりません。
ぜひ、さらなる事業成長を見出すために、
組織やチームの現状を客観的にチェックしてみてください。