🏍【 GPレポート 】🏁\来場30万人! フランスGPでコリン選手再びボディウムへ/ー2024Rd.5🇫🇷フランスGP
ヨーロッパラウンドのセカンドステージ、第5戦はモータースポーツ好きが多いフランス、ル・マンで開催された。レースウィークの3日間でサーキットに足を運んだ人々はなんと約30万人にも達したという。
2024年の世界選手権は、マルク・マルケス選手のブランド変更、ペドロ・アコスタ選手のMotoGPデビュー、そしてKabutoライダー、アレイシ・エスパルガロ選手が所属するファクトリーアプリリアのマシンの競争力の飛躍的向上など、最高峰クラスにおけるいくつかの変化によって、例年以上の盛り上がりを見せている。
闘いの舞台は首都パリの南西200キロ、ル・マン市にある「ブガッティ・サーキット」。全長4.19km、右9、左5、最大直線長674m、ストップ&ゴーレイアウトの難関コース。
Kabutoは、MotoGPアレイシ選手とともに、Moto2にスペインのジェレミー・アルコバ選手、Moto3ではコリン・ファイヤー選手、と3つのカテゴリーにエントリー。そして今回、最高の結果を残したのは、再び表彰台に上ったオランダの若手ライダーだった。
🏁《MotoGPクラス》
\ミスが重なり順位を伸ばせず…/
アレイシ・エスパルガロ選手
(スペイン🇪🇸/Aprilia Racing🏍41)
🕐予選6位 🏆スプリント 5位 🏆ロング 9位
👑チャンピオンシップ P8/25
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アレイシ選手にとってはあまり良い週末ではなかった。土曜のスプリントレースでは、ジャンプスタート(スタート前に動いてしまうこと)により2回のロングラップを強いられてしまった。
ただこのペナルティを受けたにもかかわらず5位入賞を果たしている。決勝レースでは順調ではなかったことを認めた。スタート後、好位置につけ上位を狙えると思われたレースを9位で終えた。
🎤アレイシ選手🏍41のコメント
「何も言うことはない。ブレーキングでミスをしてしまったし、グリッドもあまり良くなかった。それでも、思っていたほど悪くはなかった。ラップタイムは2番手か3番手だったと思う。少なくともトップ5に入れるスピードがあったってことは本当だったはずだよ。
でも中盤で接触しそうになってシケインで大きくタイムをロスし、そのあとは前の選手とリズムが合わなくて大きくタイムをロスしてしまったんだ。レース終盤でも危うく接触されそうになって、最終コーナーでコースアウトしてポジションを落としてしまったんだ...」
データを冷静に分析するアレイシ選手は、この現実を受け止め次戦のバルセロナに向けてル・マンを後にした。その眼はすぐに次回、母国GPに照準を合わせている。
🏁《Moto2クラス》
\オープニングラップに痛いポジションダウン/
ジェレミー・アルコバ選手
(スペイン🇪🇸/Correos Prepago Yamaha VR46 Team🏍52)
🕐予選14位 🏆決勝 11位
👑チャンピオンシップ P9/33
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予選Q2にダイレクトで進むも、アタックラップでイエローフラッグ、キャンセルとなり、14番グリッドスタートと、本来の実力位置ではない中盤5列目スタートを余儀なくされてしまう。
決勝ではペースに苦しみながらもポジションを回復させ、無事チャンピオンシップポイントを加算している。
🎤ジェレミー・アルコバ選手🏍52のコメント
「ル・マンでは迷いなく走ることができていい週末を過ごすことができた。昨年に比べれば、感覚はずっと良かった。予選ではイエローフラッグのせいで、8番手か9番手につけられるはずだったアタックラップがキャンセルされてしまったんだ。そこでタイムを記録できていればレースはもっと楽だったはずだ。レースのスタート自体も悪くはなかったよ。僕の前にいたチャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia🏍35)のアウト側を選んだんだけど、これはアドバンテージにはならなかったね。むしろ1周目を終える頃には20番手までポジションを落としてしまい、僕のレースは台無しにさせてしまったよ。その後のペースは悪くなかった。でも後方からスタートした場合は、かなり頑張って追い抜かなければならない。しかも序盤で失ったタイムは、後々まで響いてくるんだ。もっと期待していただけに、自分にがっかりしている…。次回はもっと良くなるだろう。」
いい上位に絡めるスピードを持ちながらも、運を含め今ひとつ乗り切れないアルコバ選手だが、前向きな姿勢は崩してはいない。
🏁《Moto3クラス》
\コリン・ファイヤー選手、またしても表彰台フィニッシュ!/
コリン・ファイヤー選手
(オランダ🇳🇱/Liqui Moly Husqvarna Intact GP🏍95)
🕐予選5位 🏆決勝 3位🥉
👑チャンピオンシップ P3/28
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2週間前のスペインGPで見事な走りで優勝を成し遂げ、今回は緊張感あふれるレースで3位を獲得した。チャンピオンシップの4分の1を終えた現在、ランキング3位につけて上位を狙う。
🎤コリン・ファイヤー選手🏍95のコメント
「スタートは完璧ではなかったから、レース序盤は落ち着いて安定した走りを心がけた。そして前のライダーたちのペースをキープしながら、無茶なことはしないようにしていたんだ。最終ラップは右コーナーで少し苦労したし、コーナー進入でも問題があったので、僕にとってはちょっと難しいレースになってしまった。全体的にフィーリングは良かったし、とにかく表彰台にをキープできて嬉しいよ。」
コンチネンタルサーカスは再びスペインへと戻り、6戦目の舞台はバレンシアのカタロニア・サーキット。アレイシ選手のホームコースであり、2023年シーズンにはスプリント/決勝レースの両レースで優勝とKabutoにとってもアレイシ選手にとっても歴史的なレースとなった。2週間後のレースではどのようなレースを見せてくれるだろうか。
(MotoGP™ 第6戦カタルーニャGP🇪🇸5/24-26)
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