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🏍【GPレポート】🏁\熱気あふれるタイ王国での挑戦/-2024Rd.18🇹🇭タイGP

#ThaiGP 🇹🇭

 タイ北東部のブリーラム・インターナショナル・サーキットで開催された第18戦タイGPでは、週末を通して延べ20万人ものファンが会場を埋め尽くし、パドックに大きな声援が送られた。


 そしてインドネシアから始まったこのアジアラウンド終盤において、Moto2ライダーの小椋藍選手(MT Helmets-MSI)が、日本人ライダーとしてじつに15年ぶりの年間チャンピオンに輝いた。まずはこの健闘を称え敬意を表したい。

 ブリーラムでは熱帯地域ならではの変わりやすい天候と強い湿度がライダーたちに立ちはだかり、最終日には雨が降り注ぐ難しいコンディションのもと、Kabutoライダーたちはそれぞれのクラスで懸命に戦い抜いた。


 今回の舞台、チャーン・インターナショナルサーキットは2014年にオープンした比較的新しいサーキット。

https://www.bric.co.th/en/

全長4554mと比較的距離の短いコースながら、前半のセクションに3本の長いストレートが配置され、最高時速はプレミアムクラスで330㎞/hを超えてくる。後半セクションは連続するコーナーがレイアウトされ、ブレーキに厳しいサーキットだ。ライダーの経験や技量が試されると言っても過言ではないだろう。


🏁《MotoGPクラス》
\アレイシ選手、困難に立ち向かう/

🇪🇸Aleix Espargaro🏍41

アレイシ・エスパルガロ選手
(スペイン
🇪🇸/Aprilia Racing🏍41)
🕐予選14位 🏆スプリント 15位 🏆決勝レース9位
👑ランキング10位→10位/136P→143P

 アレイシ・エスパルガロ選手は、週末早々に金曜のフリープラクティスで激しいクラッシュに見舞われ、首や頭部に痛みを感じながらレースに臨んだ。

医師の判断で一時出場が危ぶまれたものの、Kabutoヘルメットの保護性能が彼を守り、アレイシ選手は粘り強くレースを続行。雨天の決勝レースでは9位に入り、厳しい週末を乗り越える力強さを見せた。


🎤アレイシ・エスパルガロ選手🏍41のコメント

「FP1での転倒が影響して、厳しい週末だった。金曜はほとんど走れなかったし、土曜も体調が万全でなかったけど、日曜のウェットコンディションが助けになったおかげで何とか9位というポジティブな結果を残せた。難しい週末だったけど、Kabutoのヘルメットが本当に助けてくれた。この経験を活かして次に繋げるよ。」

レース後地元メディアのインタビューに応えたアレイシ選手は、Kabutoの開発しているレイン用捨てシールドを絶賛。
「ヘルメット開発のおかげでレースを無駄にしなくてすんだ」という記事が大きな反響を呼んでいる。


🏁《Moto2クラス》
\アルコバ選手、天候の変化に翻弄され無念のリタイヤ/

🇪🇸Jeremy Alcoba🏍52

ジェレミー・アルコバ選手
(スペイン
🇪🇸/Correos Prepago Yamaha VR46 Team🏍52)
⏱️予選21位 🏆決勝レース DNF(リタイヤ)
👑ランキング12位→13位/79P→79P

 ジェレミー・アルコバ選手は、金曜のフリープラクティスでトップ6に入り、調子の良さを見せた。しかし予選で思うような位置を確保できず、決勝は後方からのスタートに。

レースが進む中、雨が降り始め路面がスリッピーになる難しい状況で、アルコバ選手はハイサイドを起こして転倒。幸いにも身体は無事だったようだが、無念のリタイアとなった。

🇪🇸Jeremy Alcoba🏍52

🎤ジェレミー・アルコバ選手🏍52のコメント

「最初は順調だったんだけど、予選が難しかったし、決勝でのハイサイドは残念だった。雨が降り始めたとき、赤旗を期待してたんだけど間に合わなかった。でも怪我なく無事に終えられたのはありがたいし、ヘルメットが守ってくれたおかげだと思う。次


🏁《Moto3クラス》
\コリン選手、再び表彰台に輝く/

🇳🇱Collin Veijer🏍95

コリン・ファイヤー選手
(オランダ🇳🇱/Liqui Moly Husqvarna Intact GP🏍95)
⏱️予選2位🥈 🏆決勝 3位
👑ランキング3位→3位/209P→225P


 コリン・ファイヤー選手は、Moto3クラスで再び輝きを放ち、予選フロントローを獲得すると、決勝では再び表彰台に登りました。

 終盤にギアのトラブルに見舞われたものの、最後までレースを支配する粘り強さを見せた。


最終ラップでは先行するライダーたちが熱戦の末にコーナーでミスを犯す中、コリン選手は冷静にラインを保って3位を勝ち取った。

🎤コリン・ファイヤー選手🏍95のコメント

「終盤にギアの問題が出て、トラクションが安定しなかったけど、冷静に後ろで待っていたんだ。最終コーナーで接触があって驚いたけど、自分はフェアにレースしたつもりだよ。表彰台に戻れて本当に嬉しいし、これをタイのファンに捧げたい。」


今回のタイGPもKabutoライダーたちにとって多くの試練があった週末となりましたが、次戦のマレーシアGPではそれぞれが一層気持ちを引き締め、チャンピオンシップへと挑む。ファンのみなさんの声援を胸に、彼らのシーズンの戦いは続く。
(MotoGP™第19戦 マレーシアGP 11/1〜3 @セパン・サーキット)#MalaysianGP🇲🇾


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