売れている商品を変えることができますか?
みなさん、こんにちは。
僕は、中小メーカーのマーケターや商品企画の担当者に向けて、商品開発やマーケティングについてつぶやくTwitterをやっています。今回はこのツイートについてお話してみたいと思います。
商品のリニューアルについてつぶやきました。
売れている商品、いや、社内で売れていると認識されている商品をリニューアルしようとすると必ず反対する人が表れます。主に営業部門の人が多いですね。売れているんだから変えて欲しくない、という感情です。気持ちはわかります。
ここで大事なことは、売れている理由が分かっているかということです。その商品の何が刺さっているのか、どこが評価されているのか、売れている理由が分かっていれば、それは変えてはいけないという事です。逆に、それ以外は変えても良いと判断できます。
その商品が最高の状態にあれば、どこも変えられませんし、変えない方が良いです。ただ、環境は常に変化しているので、商品パフォーマンスは時間とともに必ず低下します。そういうものなんです。
商品が売れない時はその理由を考えますが、売れている時は意外とその理由を考えることを忘れがちです。何で売れているのかを押えておくことで、自信を持って商品を変えることができるようになります。
売れているんだから変えたくない、ではなく、変えてもっと売れる商品にしたい、と考えることが大切です。そのためには、売れている理由をしっかり把握しておきましょう。感情論ではなく、理論的に仮説検証していくことが大切ですね。商品の改善点を見つけ、変えたい理由を明確にして伝えていきましょう。
売れている商品でも、欠点が無い訳ではありません。そこを見つけて改善することでさらに売れる商品にすることができます。売れている理由、変えればもっと売れる理由をしっかり説明し、ポジティブなリニューアルを進めていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。