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3人称マーケティングとは?

みなさん、こんにちは。
僕は、中小メーカーのマーケターや商品企画の担当者に向けて、商品開発やマーケティングについてつぶやくTwitterをやっています。今回はこのツイートについてお話してみたいと思います。

3人称マーケティングについてつぶやきました。

差別化戦略において、ターゲット設定はとても重要です。ターゲットをセグメントすることで、市場は狭くなり、差別化しやすくなり、魅力的な商品を作りやすくなります。

しかしながら、メーカーの商品開発の現場では、しばしばこのターゲットが忘れられてしまいます。そうなると、社内の承認プロセスや、上下関係、部署どうしの部分最適などによって判断が下され、ターゲット不在の商品が発売され、結果あまりうまくいかないという事が起こります。

この原因の1つとして、商品コンセプト開発時に設定したターゲット像が、後工程に伝わっていないという仕組みの問題があります。実際、開発依頼書やガントチャート、商品仕様書、工程書など、後工程の書類に商品のターゲットが明記されていることはほとんど無いんじゃないでしょうか?

そこで、商品のターゲット像を明記したものを、商品開発プロセスの全工程に共有し、常にターゲット目線を意識してみましょう。意思決定の現場にはいないターゲットを意識し、彼ら、彼女らの立場で考えることが、3人称マーケティングです。

自分たちはターゲットではない。この意識を持ちつづけることが大切だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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