『メンタリスト』Season1 Jisbon特化型感想(1)ep9~16
『メンタリスト』がどんな話なのかの詳細は割愛しまくって偏ったキャラクターに特化した妄想型まとめ、その2。
◎S1.ep9【真っ赤な炎】
何を考えてるか当ててみて、とゲームをしてるCBIメンバー。
「私がなにを考えてるか当ててみて?」と言ったリズボンですが、ジェーンの推理に「違う」と言います。それから「バレなくて良かった」と思って赤面したらしく、それをリグスビーやジェーンに指摘されるんですけど、おいおいおいおい、まてまてまてまて。
ジェーンにバレたら困るようなこと考えたの、リズボン?
赤面するような何を考えたのか超絶気になるオープニングです。ありがとう。
殺人事件が起こったため、このお遊びはお開きになるわけですが、
ちょいちょい意味ありげに微笑みあうの、心の栄養素です。
ありがとう仲よしかCBI。
捜査の途中、ちょっとした重傷を負ったリグスビーに差し入れを持ってくるリズボン。
彼の好物のマンゴーなんとか。
吹替えだと「マンゴージュース」になってたけど、
原音だとマンゴーくらっぷ?? くらっぴ? 聞き取れませなんだ。
マンゴーなんとかが、好きらしいですリグスビー。
なんでこのチームみんなお互い知ってるの? かわいすぎるんじゃい。
そして痛み止めで朦朧としてるなか、ヴァンペルトに愛を告げちゃうリグスビー。
そして一生懸命彼女が答えを探している途中で寝落ちるリグスビー。
コメディ担当か。
そんななか、レッド・ジョンを捕まえられた場合はどうするかを、ジェーンとリズボンは話し合います。
話し合う、というか、自分の意見を伝え合う、というか。
・家族がされたみたいに、切り裂いてじわじわなぶりころしゅよ、なジェーンと、
・ちゃんと法の裁きを受けさしぇるべきよ、なリズボン。
いや、もう、バッチバチやんけ……
ジェーンが全然ヒステリックじゃないのが怖いんですよね……だってここ、目がマジ。
完全に冷静な頭で理性的に残虐な復讐を考えてる。
赤を基本とするタイトルと真逆な青い狂気に見える……
そしてリズボンに内緒の作戦で犯人逮捕に成功するジェーン、チョウ、リグスビー。
その犯人のセリフがこれです。
‐ I know what revenge costs. It's worth the price.
「復讐の代償はわかってる。でも果たす価値がある」(でも、は意訳です)
犯人のセリフがいちいち刺さる。
刺さるけど、ジェーンに同意してほしくない、なぁ……
でもわかっちゃうけど……
事件の真相がわかった後、ある意味加害者でもあった被害者の娘さんが復讐してやる、と言うんですが、彼女を思いとどまらせるためにジェーンが言った台詞は、
‐ Revenge is a poison. Revenge is for fools and for madmen.
「復讐は毒だ。バカとおかしな奴がすることだよ」
ジェーンンンン、、、、、、
これさ……
わかってるんだろうな、ジェーンが一番。
それでも最初にリズボンに伝えた「レッド・ジョンを捕まえたら切り裂いて殺してやる」っていう復讐の気持ちも本物で、でも「復讐はバカとおかしな奴がすること」っていうのを一番わかってて、でもする気で、それが「毒」だということも全部わかってるんだろうなって思うと、もう、もう、なんにも言葉になりんせん……
ラスト、雨の中を駐車した車まで走るジェーンとリズボン。
被害者宅のポーチをジャンプしておりて走りだすとか可愛いんじゃぼけー!!!
あとリズボンがドアロック外してくれるまでの一瞬、ジェーンが雨に向かって口開けて舌ペロしてます。あざとい。よき。
◎S1.ep10【赤レンガの虚栄】
ストレートヘアボンに戻ってる。かわいい。
とある事件の関係者であるソフィー・ミラー博士から、ジェーンが直接お願いを受けて、CBIが捜査権を得ることに。
彼女はウソをつかない、犯人じゃない、と珍しくジェーンが頭から信じているような様子を見せるため、二人はどういう関係なのかを尋ねるリズボン。
そりゃ誰でも気になるわ。
でもジェーンからはこう言われてしまいます。
「知らないほうがいい(You don't wanna know.)」
気になるわー!!!!www
そもそも彼女はウソをつかない、と言うところ、
‐ She wouldn't lie to me.
『to me』!? は!? 言い方よ!!!
リズボンじゃなくても気になるわ関係!!!
と画面の前で興味津々になってしまいます。
ところでここで知らされるCBIの立ち位置。
ミネッリ局長いわく、州でトップの事件解決率だそうです。
‐ Agent Lisbon and her team will handle the murder investigation.
They have the highest clearance rate in the state.
『the highest clearance rate in the state』!!!!!?????
はい???? めちゃくちゃ優秀では……??????
さてさて。
気になるミラーとジェーンの関係は、彼女はかつてのジェーンの担当精神科医だったんだそうです。個人ファイルからも隠されていたため、リズボンはジェーンが精神科に入院していた事実を知らず、ここで初めて知らされました。
自分のせいで妻子を殺され、リズボンたちと出会うまでに、精神を壊していた期間が確かにあったジェーン。
その彼を治療し、立ち直らせてくれたのが主治医のミラー博士だった、と。
「……正直に話してくれてありがとう」
「隠しててごめん」
こういうやりとりが本当たまらない。
そんなミラーと再会して話すジェーンですが、
なんだか二人の間にある独特の雰囲気に、リズボンが席を外します。
こういうときのジェーンって超イケメンなんですよね。
ふと思いだしてびっくりします。
基本小汚いおっさんに見えるのに、いや、この人イケメンなんだよな……? 的な。
そもそもイケメン枠の俳優さんですよね。サーセン。
リズボン推しすぎて記憶が飛ぶ。
捜査は進み、ジェーンと話しているうちに、些細な状況証拠からある結論を導き出すリズボン。ジェーンが誘導してくれてるような感じなんですが、やりとりがかわいいのなんのってかわいい。かわいい。
小さい女の子にダンスのレッスンしてあげるお兄ちゃんみたいなのずるい。かわいい。
ジェーンから「御名答」と笑顔を向けられたリズボンは、「バカにしないで」とお腹パンチするんですが、ねえ、その関係性近くない? かわいくない? かわいいです。
‐ Don't patronize me.
これ、言い方次第ではだいぶ雰囲気変わる言葉だと思うんですけど、
リズボンの言い方がめちゃくちゃ可愛いので、ここは是非英語で聞いていただきたいところです。いちゃついてるようにしか聞こえない。
しかも回答わかったとき、めちゃくちゃ得意げだし嬉しそうだし、可愛すぎるんですけど。なんだこのボス。かわいい。かわいいがすぎる。かわいい。
そしてなんだかんだで真犯人もきちんと見つかり、事件は解決と相成ります。
容疑が晴れたミラー博士とお別れの挨拶をするときに、頬にキスをするジェーン。
ファーストシーズンで、初めてジェーンがキスをした相手になります。
それを車で待っていて見ていたリズボン。戻ってきたジェーンに、ニヤニヤしながら、
「へ~ぇ。ジェーンがキスした~」
L- Jane kissed a girl~
J- Well,you know it's…… Yeah, on the cheek.
L- Still counts♪
J- Counts as what?
L- Nothing. Just saying.
したけど何さ、ほっぺただよ、とわざわざ答えるジェーンもジェーンです。
「でもした~」
「だからなに?」
「べっつに~? 言っただけ~」
なんなんだ、可愛すぎるだろ。なんなんだ。
この後いつものように助手席に座るジェーンが、やはり事件のことが関係した人物との接触の後なので、少しいつもと様子が違うと気づくリズボンです。
彼を励まそうとして「運転する?」と聞いてあげたりするのが優しい。
しかもこれ、ジェーンにとって「very sweet offer」らしいですよ。
「僕のためにしてくれるの嬉しい!」とニヤニヤしだしたジェーンに、やっぱりだめ、と走りだすリズボンで終わります。
英語全部しっかり聞き取れなかったので意訳ですが、
「自分をコントロールされるのが嫌いな君が、僕にコントロール(車のハンドルを取らせる)させてくれるなんてー!」
みたいなからかい全開の喜び方をしてました、ジェーン。
元気になったね!笑
ところでリズボンがジェーンの運転が嫌いな理由は、
『彼がスピードを出しすぎるから』だそうですよ。
は????? なにそれ??????
は?????????? かわいい。かわいい。かわいい。
◎S1.ep11【レッド・ジョンの友人】
とある殺人事件の犯人、ジェーンがずっと追い続けているレッド・ジョンの友人の友人だと申告したことで、ジェーンが話を聞きに行くことに。
情報を渡す代わりに無罪にして、という条件を警察側が飲めるわけもありません。
ですよねー、と理解した振りをして出ていくジェーンに、
ミネッリ局長もリズボンも「アイツ嘘ついてるじゃん」「ですよね」と見抜いているのが良き。
そして案の定問題を起こしたため怒られて、迷惑かけるので辞めますね、と去っていこうとするジェーン。
この回、リズボンがというか、CBIチーム全員が、ジェーンのために力になろうとして局長の命令に背くし、それをリズボンが全力で「私が命令違反をさせたので、彼らに罪はありません」と庇うし、いや、もう、なんなんですか。最高チームか。かわいい。ガッツポーズしたくなる。
特にリズボンのこのボスっぷりに惚れない部下がいたら、ただのクーデターだと思います。
- Nice try, mother teresa.
They already gave themselves up.
局長のこの言い返しもたまりません。
マザー・テレサを出したのは、リズボンのファーストネーム「テレサ」と博愛の彼女をかけたアメリカらしい皮肉だなあ。
こういうのサラッと出てくるセンスかっこいいんですよね『メンタリスト』! 外国っぽーーーーい! ヒューーーー!!!
- Very touching.
My ex-wife would love this scene in a movie.
「超感動するわい。元妻はそういう映画のシーン好きだったわい!」
私も好きです。
メンタリストファンもきっと好きだよミネッリ局長www
この後、命令違反したから全員停職処分にする、とか言いつつ、
「ちょっとハワイに1週間行ってくるからその間停職関係の書類ここにうっかり置いてくわい! その間連絡してくんなよ。何も知りたくないから! あと頼むから墓穴掘るなよ。もうめっちゃ穴あいてるから!!!」という局長、良すぎる。最高。
意図を察してピョンッと喜びが顔に出ちゃってるリズボンに「おまえのキャリアが台無しになるんだぞ」と怖い顔をして釘をさします。
そんな局長の意図を察して、はーい、とお返事リズボン。かわいい。
そんでですね。
ここでさらに可愛さ爆発のリズボンがきます。
- You shouldut a flashlight underneath your chin just to complete the effect!
(顎の下に懐中電灯で光当てたら、怖さマシマシになりますね!)
可愛すぎる。は????? 意味わからん。かわいいいいいい。
これ、わざとしかめっつらで怖い顔で忠告するミネッリ局長に言ってるんですよかわいい。かわいい。
こんな上司と部下の関係最高じゃんしか言葉が出ません。
ただのパパと娘じゃん。最高。最高。リズボン、超キュート!
お話自体は、レッド・ジョンが常に先手先手を打ってきて、あのジェーンがなす術もなく遊ばれているかのような絶望が……
珍しく本気で落ちてるジェーンに、リズボンが「次がある」と励ましたりな、チーム・メンタリスト回でした。
◎S1.ep12【レッド・ラム~殺人】
ep7とは違って、偽物感ぷんぷんの黒魔術師ちゃんが出てくるお話です。
ジェーンは最初から楽しそう。
珍しく、かわりにチョウがものすごくビビっております。
黒魔術師だと名乗る少女に、ジェーンが勝手にチョウの名前を教えたせいで、黒魔術に名前を使われたりします。
なんかありそうだ、と不快さを示すチョウが、
- Weird witch lady didn't burn you in effigy and bind you to her power.
(魔女に人形燃やされて、魔力で縛られたんだぞ……)
と怒ってます。かわいいかよ。
チョウはそういうの信じない系キャラだったと思うんですが、
ジェーンに貯金箱の隠し場所を当てられたあたりから信じ始めてるんですかね。
筋肉マッチョのオカルト嫌い。かわいいかよ~~~~。
状況が進み、ジェーンは犯人がわかったようですが、リズボンにはわかりません。
「何をする気なの?」と聞くリズボンとの会話がこちら。
J- You don't know who did this and why?
L- No, but you're gonna tell me.
J- How about I show you?
「ほんとになんにもわかんないの?」
「ええ。わかんないから教えて」
「教えてあげる!」
かわいすぎかーーーーーーーーー!!
ジェーンの扱いが流れるように上手なリズボンです。
「わかんない、教えて」が超素直。
リズボンわかんないの? 教えてほしいの? いいよ! な勢いで引っぱられていくときのリズボンが「はいどーも」みたいな表情をしています。
わかんない、あなた教えてくれるんでしょ? と言えば、得意満面で教えてくれるのわかってるんかーーーーーーい! かわいいいいいい!!!
ジェーンの扱いの小慣れ感すごいです。ぜひ。
そして事件解決後、黒魔術を信じて怯えてるチョウのために、ただの紙を燃やしたカスをあげて安心させてあげるジェーンでした。はい、かわいい。
◎Sp1.ep13【血塗られた絵画】
絵画がいっぱい出てきて頭がぐるんぐるんする話。
むずかしいことは置いといて、かわいいCBIチームの話に特化しようと思います。
珍しくジェーンとヴァンペルトが組む回でもあります。
リズボンから「普通に調べてきて」と言われたのに、「それじゃ面白くない」との理由で潜入捜査をするジェーン。
画廊で勝手に設定を披露します。
- I was her college professor, seduced her.
「僕は大学教授で、教え子の彼女を誘惑したんだよね♪」
すんごい楽しそうに言うやん。
歳の差フィアンセにしちゃったんだ、という設定を、ヴァンペルトがものっすごくイヤそうにしていてめちゃくちゃ面白いです。
全力拒否感がものすごい。意思疎通ゼロ。よき。
上からの色々で、直接容疑者と接触できないCBIの面々は、一致団結してリズボンの命令を無視して現場に行ってしまったりもします。
そんなみんなの行方を聞かれたヴァンペルトは、
V- Jane wasn't feeling well,rigsby's got a hot date, and cho got kings tickets.
L- Son of a...
V- What?
「ジェーンは体調不良、リグスビーはデート、チョウはキングスの試合っす」
「ざっけんなy……」
「え?」
- Jane doesn't get sick,rigsby's not on a date because he's in love with you, and the kings aren't playing tonight.
「ジェーンは病気じゃないし、リグスビーはあなたを愛してるからデートなんて行かないし、キングスの試合は今夜じゃねーーーーーわ」
とリズボンから流れるように答えられ、なんでリグスビーがそうだって知ってるんすか、と慌てます。
- Everybody knows that. The attorney general knows that.
「みんな知ってるし、司法長官だって知ってるわよ」
すごいとこ出してきたな、リズボンwwwww めっちゃ笑ったwwwwww
そしてジェーンたちはまんまとマフィアのボスから絵を盗み出し、リズボンに結果を報告する電話をしようとします。
が、みんなで「お前がかけろ」「やだ」と言い合うという。駄々っ子ボーイズか。みんな絶対リズボンに怒られるのわかってて、イヤがってます。
罪のなすりつけチームかわいい。
結局殺人犯はわかりましたが、CBIに持ってきた絵はもしかして…??
というにおわせ回でした。
むずかしいことはわからない! のでそのまま次へ!
◎S1.ep14【深紅の情熱】
オールバック de ポニテリズボン。
最近ずっとウェーブだったから、なんか急に若い感じがします。かわいい。
女の口説き方を「ボタンを押せば落ちるよ」と話すジェーンに、
リズボンとヴァンペルトが一斉に振り向いて、
L- Like we're toasters?
V- Like men don't have buttons, too?
「トースターみたいにチーンっていくってか?^^?#」
「オトコはボタンないってか?^^?#」
とめっちゃ怒ってます。かわいい。わかる。かわいい。
さすがのジェーンもたじたじです。
- Men are like toasters.
Women... a little more like, uh, accordions.
「お、男の方がトースターです。チーンってボタンひとつ。
あの、女性は……あの、もっとこう、アコーディオンみたいにたくさんボタンがあって…その……」
ここでアコーディオンの曲が挿入されるから、普通に吹き出しました。
演出最高。
被害者の夫でもあり容疑者でもあるいけ好かない態度の男性に、わざと鼻をはじくという失礼な態度をして帰ってきたジェーン。
いつものようにソファで寝ているところへ、お怒りのリズボンが近寄って、声をかける前にボスンとソファを蹴ります。蹴り方かわいい。
絶対謝らないというジェーンの鼻を、パチンとはじくリズボン。
あのさぁ……???
こういう何気ない接触とか、それをわかっててされるがままで、「おーっ」とか言ってる関係なんなの?????
リズボンの怒り方かわいすぎてしぬんですけどちょっと??????
完全に手のかかる弟への態度です。かわいい。
距離感が同僚とかビジネスパートナーというより、完全に家族。
だめもうかわいいがゲシュタルト崩壊する。
そして今回は、チョウがクズイケメンに変装して潜入捜査することになります。
フェーズ2に移行する際の英語がどうしても聞き取れなかったんですが、
吹替えだと「僕のアナコンダを手名づけてほしい」と囁いて、女性にドン引きされてます。
下ネタかーーーーい!wwww
anaconda、って言ってるんですかね。
音が小さすぎてサワサワしか聞こえません。わからぬ。わからぬ。
その後、ターゲットのケイティを口説きにかかるチョウ。
待って。あまりにナチュラルでいつものキンブル感が一切ありません。
めっちゃ面白い。別室で様子をうかがっているジェーンもご満悦です。
-The kid's a natural.(天然の天才かよー)
No business like Cho business.(チョウ、最高の職人やんけ)
リズボンもちょっと面白いもの見た感だしてます。
その後、首尾よくターゲットを別室に誘導したと思ったら、速攻で身分を明かすチョウ。
口説くときに使った台詞は全部ウソです、と馬鹿正直に答えて泣かれます。
そらそーだ。可哀想すぎる。思いやりが宇宙。それがチョウ。
チームが真犯人を捕まえて自白させている最中、チョウはというと、ずっとケイティの本音に付き合ってあげていたようです。と言っても、愚痴をただ聞いてるだけ。それがチョウ。そこがいい。
K- Love is crazy, I guess.
(愛って不治の病よね)
C- No, it isn't. You should seek psychiatric help.
(うんにゃ。精神科医が助けてくれる)
ケイティ爆笑。最高の返しか。さすがチョウ。
ここでこそもう一度使ってほしい。
「No business like Cho business.」
そしてラスト。
ナンパ男にケイティへの愛に素直になれと発破をかけたジェーンですが、
逆ナンしてきた綺麗でゴージャスなお姉さん方を「……結婚してるんで、ごめんね」と結婚指輪を見せてお断りします。
……その結婚指輪が、すごくゆるくて、なんだろう、なんの暗示なんだろうと思わずにはいられないラストでした。
妻子を最悪の事件で失ってからの年月を示しているようでもあり、
そのいつでも抜くことのできる緩さをはめ続ける枷にしているようでもあり、それに気づいているのに、気づきたくないというジェーンの葛藤でもあるように思えました。
は~~~~~~つっらぁ~~~~~~~
こういうとこだぞ、『メンタリスト』!!!
おもしろつらい!!!!!!
◎S1.ep15【口紅のメッセージ】
ふわふわウェーブリズボン! かわいい!
頼まれて、リズボンに内緒で被疑者に催眠術かけたのを叱られ、早く解きなさいと叱られるジェーン。
思わず「Yes, ma'am.」と真顔で答えてます。かわいい。
この回は特にジェリズ的展開はない…ので、このくらいで。
リグスビーが年上熟女の魅力に目覚めかけたり、
ジェーンが空想好きの少年を優しく慰めてあげたりしています。
ある意味復讐を果たした女性の話でもあるわけですが、
何かを察したようにリズボンが席を外し、
ジェーンが「それで楽になりましたか」と聞くと、
「ぜんぜん…!」と泣き崩れる……というアイロニーたっぷりな感じでもあります…
つらい……ジェーンの気持ちを考えるとひたすらつらい……
まあそれでも最後は、熟女を夕食に誘ったというリグスビーに、
全員が「あいつマジか…」という今後をwktkしてるメンバーで終わり
いつものCBI感という優しさで終わります。
ていうか、ウェイン、ヴァンペルトどうしたwwwww
◎S1.ep16【血眼】
髪の毛はストレートで結ぶボン! はい、かわいいボン!
ということで、初っ端からレッド・ジョンの挑戦状を受け、爆破で吹っ飛ばされるジェリズからスタートです。
……いや、普通にただのOPなんですけど、重たいっちゅーねん……
次はお前だ、と額に書かれた被害者、爆弾カウントダウンの進む車内で生きてるし、ジェーンもリズボンもしっかり見てるし、目も合ってるし……
こういうところに気持ちを裂かないのが海外ドラマらしいですよね。
普通に見てて、心えぐられたけどもな!
けれどもこのおかげからの、イチオシ☆ジェーン失明回でもあります。
一時的な脳震盪からの視力喪失です。
突然のことでせっかく説明してくれる医師にも嫌味で返すジェーン。
医師が退出後、そういうのダメでしょ!とリズボンから叱られて、お腹かな? そのあたりを軽くつままれます。
- You pinched me.
「つねった!」
いちいち言葉にするのがジェーンらしいというか、子どもっぽい。
そして白杖をつきつつ、サングラスで目を保護した状態でCBIに戻ってきます。
リズボンに肩を借りながら歩くジェーン。
拘留中の被疑者はレモンの香りがするからシロだと言って、リズボンから「さすがね! スーパーヒーローの衣装作ってあげなきゃ! なんて呼んでほしい?」とからかわれます。
からかい方が超かわいいんだが。なんなん君ら。
そんなリズボンをおもむろにめちゃんこ触りだすジェーン。
- I wanna know what your face feels like when you're smiling.
「君が笑ってるときの顔の感じが知りたい」
は???????????????
え っ ち ???????????
笑いながら触らせてる我らがボスに、取り調べの詳細を持ってきた間の悪い男リグ。
完全にお邪魔虫しちゃったどうしようの表情をします。
その気持ちわかる。
でも大丈夫だよ、ここ職場だから。
完全にこの二人が遊びすぎなだけ。君は何も悪くないリグスビー。
そしてリグスビーが去ったあと会話を続け、こんなこと言いだすジェーン。
- Incidentally, You're smelling particularly good today.
Is that cinnamon in the mix there somewhere? Lisbon?
は?????????????
「今日特別いい匂いするね」????????
「You're smelling」だけでも破壊力強くない?? 今回どうした????
いつもどんな香りなのリズボン。気になるボン。
事件はジェーンがサイキックとして活動していた顧客関連かもしれないということで、色々過去の情報を調べていくことに。
ちょいちょい「過去のお前のせいじゃん」と仲間内から言われるジェーンですが、そのたびにリズボンが「ジェーンは本当のことを口にしただけでしょ」とか言って庇うんですよね。
目が見えなくて、ちょっと落ち込んでるジェーンには優しいリズボン。
そして、「チョウと捜査に出るけど、あなたはここにいて。みんなはここでジェーンを見張っていなさい」と命令を出します。
よくある英語の命令で「Clear?」(わかった?)と聞いてるんですが、
リグスビーたちが「Clear,boss.」と答えるのに対して、ジェーンだけ「Crystal.」
子供か――――――!!!!!
あ~~~~会話が楽しい。
リアルでいたら確実にイラッとするけど、ジェリズだから楽しい。
しかも真犯人に狙われて、めちゃくちゃ動きますジェーン。
間一髪のところでリズボンが助けに来ますが、
かけよって「大丈夫!?」とかではなく、
- Didn't I say no excitement of any kind!?
「おとなしくしてろって言ったでしょ!?」
メンタリスト、この二人に限らずですが、でも特にこの二人の台詞が本当に秀逸。
しかもこのときのリズボン、めちゃくちゃホッとした顔してるんですよー!
ラストはジェーンの視覚がようやく戻るシーン。
ぼんやりする視界が覚醒していき、初めて目にしたのがリズボンとか演出に悶える。
「君の顔が見れてすごく嬉しいよ」
のあとに、わざと、「リグスビー」というジェーンもにくい。
冗談だと笑い合うジェーンとリズボンが可愛いというか、愛らしい回でした!
続く→