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【#私の書くルール】「何かを書く」ことと、私との距離感。

<10/20追記>
ヤスさまのこのハッシュタグに参加しました。
予知していたのか? 私。

#私の書くルール


日記も日記じゃなかったり(月記ですか? みたいな時もある)、皆さんのようにコンスタントにnoteを投稿したりしないのが私、オガワヒカリ(皆さんを本当に尊敬)。
気まぐれ人間なので、書かないときは一切書かない。
でも、「書く」というエンジンがかかると、それはもう夫ですら手を付けられないくらい執念と執着と気持ち悪さで書き続けた。

「私から『書く』ことを取り上げたら何も残らないから死んでしまおう」

それぐらい切羽詰まった状態で書き続けた。まあ死んでしまおうは言い過ぎだけれど。

でも、これ、悪い例である。
なので今年に入って自分改善を試みた。

いつだったか、某小説投稿サイト(現在は閉鎖)で30万回ぐらい読まれた作品を書いたことがある。あの時は怒りにも似た勢いに任せて殴り書きして、推敲もろくにせず投稿したら、何故か評判が良かったのだ。
その痕跡は今もX(旧Twitter)にも残っていて、タイトルを検索すると「文章がすごく好き」と好意的なコメントが出てくる。
(正直、小説とも形容しがたいものだし、内容はこの平和なnoteに合わない挑発的なものなので詳しくは書かないでおく)
あの頃の創作意欲というか、爆発力というか、心の中の狂犬は、今はいない。

ひとつだけ残ったものがある。
「何かを書く」ことだ。
そしてそれとの距離感は、今結構イイカンジである。
以下は私が今年から意識して実践している距離の取り方である。

  1. 悲観的ではなく楽観的
    私は今まで「かなしいときほど文章を量産する」傾向が強く、冷静に読み返すと自分に酔っているだけの駄文が多かったので、心がうきうきしているときにキーボードを叩くようにしている。
    すると「自分が思い描いている結末」へ勝手に物語が動いていくことに気づいた。

  2. ざっくりした計画だけ立てておく
    「今日は絶対ここまで!」という細かい性格ではないので(エクセルなどで執筆管理している人たちは本当に尊敬のまなざし)、「まあ、今週はこのくらい書けたら御の字だねー」とざっくりした計画だけ立てておく。
    達成できれば自分を褒め、できなかったら「仕方ない、忙しかったしね」と自分を責めることは一切しない。

  3. 書きたくないとき・書けないときは無理をしない
    どうしても筆が乗らないときってあるはず。大丈夫、物語は心の中で育てていこう、となるべく早く寝る。自分の物語だから逃げたりはしないし裏切らないから、無理は禁物。

  4. 早寝早起き、時々深夜
    これはモノカキさんなら経験があると思う。深夜の方がアイディアが浮かぶと。
    だけど身体が一番大事。基本的には太陽が顔を出すときに起きて、美しい朝焼けを眺めて涙ぐんでみたり(今日の私)、お昼に大好きなものを食べて、夜は静けさをお供に眠りの世界に落ちるほうが心身共に健やか。
    それだけだとちょっと物足りないので(?)時々深夜にアイデアを書きなぐってもよし、キラキラのステキ文章を執筆するもよし。何ならチョコパイなんか食べちゃったりして、深夜のワルイコトをしてみるもよし。

多分人によって色んなルールを作って、書くことと向き合っていると思う。私の場合は、ルールというより、スタンスに近いかも。すると、今まで苦手だった長編小説が書けるようになった。やったね。

最後にお伝えしたいこと。
語彙力不足人間なので「これだけのたくさんの人たちが言葉を紡いでいるのだなあ、すごいなあ」といつも思っている。

「そもそも『何かを書こう』と思うこと、実行することがすごい」

夫はそう言っていつも私を褒めたたえてくれる。
自己肯定感、上がる。褒めてもらえると上がる。
全モノカキさんに届け、このコトバ。

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