3歳児の入れ替え言葉が可愛いの
ずっと喋ってるうちの娘。
言葉はだいぶ流暢になり、「~なんじゃない?」とか、「~したらどうかなー?」とか、語尾もこなれてきた。
でもまだまだ言い間違いがある。
『幼児言葉には隣り合う子音を入れ替えたものが多い』ということをSNSで見て、3歳の発言を聞いていると、当てはまるものばかりでおもしろい。
このへんはスタンダード ↓
とうもころし(TOUMOKOROSHI)
エベレーター(EBERETA)
うらまやしい(URAMAYASHI)
おスクリ(OSUKURI)
この現象は、まだどの文字がどこに位置するか分からなくて起こっているらしい。母音が同じ文字が続けば、もうみんな大混乱。ひっくり返っちゃうわけです。
でも、母音が違っても子音だけがひっくり返るのがおもしろいところ。
テベリ(TEBERI)
テビレ、ではなくテベリ。
3歳児は絶対にローマ字で書き起こして隣り合う子音だけを…なんてやってないのに、みんながこういう発音をして、ウチの子もしてるというのがとても不思議で面白い。
最近、語彙が増えてきてこのパターンも激増。
ちかまろち(力持ち)(THIKAMAROTHI)
おそかまランチ(おこさまランチ)(OSOKAMA)
レツソラン(レストラン)(RETUSORAN)
したらま(白玉)(SHITARAMA)
アルカパ(アルパカ)(ARUKAPA)
一瞬「ん??」となる発音は、口が回ってないだけじゃなくて大体ひっくり返ってる。
どこまでが日本語?
私たちは毎日毎日、もう何十年と日本語に接しているヘビーユーザー。
日本語ではどんな発音があり、どんな発音はあり得ないか無意識に分かる。
書いてある言葉も、隣同士の文字が入れ替わっていても無意識に脳が修正して読むらしい。
まだ3年しかこの世界に住んでいない娘にはその概念がまだない。
聞き取る耳もまだ慣れていない。
すごいなあ、見たまま聞いたままなんだか分からないまま、ゴッタゴタのグッチャグチャで丸ごと吸収してるんだろうなあ。
娘は自分の中で納得してから表に出すタイプなのか、発語も遅かったし今も何を言ってるか皆目見当つかないという言葉はそんなにない。
だから、上記のひっくり返り言葉は、娘的に何度も聞いて「これだ!」と確信を持って言ってるんだと思う。
私はそれが面白くて愛しくて、気付くたびにメモしてる。
いつ、正しく言えるようになっちゃうんだろう。違うけど可愛い。そのまま言っててほしいと思っちゃう。
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