【目印を見つけるノート】300. 小松さんはノストラダムスではありません
今日は崇敬する作家、小松左京さんのお誕生日です。ご存命ならば90歳ですね(2011年ご逝去されました)。
なぜか昔、うちには『日本アパッチ族』と『復活の日』がありました。光文社さんだったかしら。角川さんだったかしら。カバーはなかった気がします。前者は子ども心にちょっと怖いイメージがあって、小学生の頃に読んだのは『復活の日』でした。
熱心に読みました。大人以降の不読が嘘のように。
テレビで『日本沈没』のドラマがやっていたのも影響していたかもしれません。村野武範さんが主人公の小野寺役で。札幌の回だけよく覚えています。確かその前の番組が『猿の軍団』(円谷プロによるSF特撮ドラマ)だったような……あれ、どちらが先でしたっけ、局は同じでしたっけ……いずれにしても、SFなどという言葉も知らないうちに、はまっていたわけですね。
今はできないような番組編成✨
『復活の日』はそれから何度も読み返していますので、身にしみついています(ですので去年も今年も読んでいません)。このお話は今説明するとリアルすぎる部分もありますので書きませんが、「よくこんな話を思いついたなあ」と感嘆していました。
いや、思いつきだけでは決して書けません。
あらゆる分野に通暁した上で、とことん考えていらっしゃったから書けたのだと思います。
それは、『果てしなき流れの果に』というお話を書き終えたときの様子を読んだときに思いました。一言一句は覚えていませんが、お話がご自身の中で制御不能になる際まで、もっと言えばご自身の創作力ギリギリまで没入していらっしゃった。
たいへん凄まじいと感じました。
いいのか悪いのか分かりませんが、私はお話を書くとき時系列だけ確認して、ストーリーのプロット(段取り)は立てません。
その原点は小松さんのエピソードかもしれません。
強く影響を受けています。
大きなできごとが起こると、それが小松さんのご著書に書いてあったりして、そのことで話題になったりしますが、それは小松さんの作品の本質でも本意でもないと思います。小松さんはノストラダムスではない。
「そこから人間はどう進んでいくか」
それがおそらくは、話題になった作品群の核心なのです。
果てしなく遠大なテーマを追求され、また未踏のことにも挑戦された方でした。オンデマンドで全集を刊行されたのは、小松さんが初めてではないかしら。
未来を常に見ている方でもありました。
お誕生日、おめでとうございます。
筒井康隆さんに怒られないかしら……。
⚫お仕事・お仕事
さて、今日は初出勤のさなか、雪が降りました。短い期間のお仕事ですけれど、お役に立てればいいなと思います。
そして、noteにも自分の『お仕事依頼』を立ててみることにしました。もし、よろしければ、尾方佐羽のポートフォリオのようになっていますので、
お仕事云々はともかく、
尾方佐羽を知りたい方もぜひご覧くださいませ。
そのようなニュアンスも濃厚です❤️
こちらを投稿してから、しますね。
今日は300日連続投稿(投稿数は432かな)の節目ですので、スペシャルなことをしてみました。
それではまた、ごひいきに。
いつもありがとうございます。
😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊
尾方佐羽
追伸 今日は佐藤琢磨さんのバースデイでもあります。バトンさんと琢磨さんが同じチーム、うーん🤔だいぶ前のことになってしまいましたね。
結構、オーバーテイクが好きでした。