【目印を見つけるノート】853. ねごとでも言っている
雷の音は午前中まででしたが、断続的に雨が降っています。
前は、雨雲というのは大きなかたまりになっても移動して小さくなっていくものだと思っていました。通りすぎるのを待っていれば晴れてくると。
今もそうなのだと思うのですが、ひとつところに次々にかたまりで現れるというのは、明らかに前の感覚とは異なります。
天気予報は前よりずっと正確になりましたが、そのように感じます。今の雨で大変なことになっている山形はじめ東北、新潟、北陸地方一帯、岐阜周辺の雨がどうかこれ以上、ひどくなりませんように。
お祈りします。
私は少し夏ばてしていますが、今のところは元気です。
知り合いの勤めるオフィスは半分以上陽性反応の人になってたいへんなようです。テレワークになっているところも多いのでしょう。
個人的には次のお仕事をいつからしたらいいのかと思案しています。
コンスタントに同じ職場であれば、テレワークだったり通勤緩和だったりという比較的小幅な変化になると思うのですが、雇用形態や期間が流動的ですとなかなか難しい。歳を重ねるにつれ、ニーズの多い職種以外は門も狭くなる。それは私だけではなく、多くの方が感じていらっしゃると思います。
この時期をどう生きるかということにもつながるのだと思うのですが、ずっと前から表れているお話でもあります。
きのうの夜中に私がねごとを言っていたとRayさんが知らせてきました。私はビクッとして、「何て言ってた？」と聞きました。
「『ありがとうございます』って言ってたよ。コワカッタ」とのこと。
自分でもどう解釈するべきか少し困りました。少なくとも、意識のあるときとあまり変わらないようです。
さて、抗原検査キットをきのう慌てて注文したのですが、日数はそれなりにかかるようです。薬局には行っていないので分かりませんけれど。
移動する予定のあるときはきっちり確認をしていこうと思っています。いろいろ比較していて、もうすぐ発売予定のものはかなり短い時間で判定できるのだと知りました。開発は日進月歩で進んでいるのですね。
今がどのような時か知るには、一方的な情報だけでなく、いろいろな角度から見てみることが大切なように思います。
今日は流そうと思った曲の公式がありませんので、引っ張って来ませんが、The Blue Heartsの『無言電話のブルース』という曲の一節を思い出します。ストーンズばりのカッコいい曲で文字通り無言電話に困る内容の歌詞なのですが、最後のほうの一節がね、とても印象的なのです。
♪雨が降っている
切ない思い出のような
雨が降っている
転換というより破調したようにポンと飛び出るのですが、この一節でこの曲が本当にブルースだなって思えるのです。
普通、雨を詩にしようとすると、通して雨のことを書こうとするのだと思いますが、他のことをずっと書いていてパッと切り替えることで、景色がはっきり見えることもあります。
そのようなところはなかなか粋だなと今でも思います。
広島は午前中晴れていたのですね。
私もじきに広島県産業奨励館だったところへ行きます。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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