【目印を見つけるノート】58. 色がないから色を考えられる
きのうは3回、救急車の音が聞こえました。
きのう、届きました!
『鞆 肥後屋』さんの『鯛味噌』のセット、ヤッター!
どうしても食べてみたくて購入しました。さっそく、ごはんに。『鯛味噌 赤』をいただきます。
あ、甘くなくていい感じ。濃い赤味噌に鯛の香りが相まって、食欲がガンガンわきます。パク、あっ、鯛の食感がある、おいしい。赤味噌の濃厚さもさることながら山椒の香りも深いです。
(以下黙々と食す……)
冷奴にのせてもいいということですが、私はとりあえず2杯ご飯をいただきました。お酒のアテにもぴったりだと思います。それはもう、日本酒でしょう。
楽しい6月の始まりが迎えられそうです。ごちそうさま。
きょうはレッド・ツェッペリンのドラマー、ジョン・ボーナムの誕生日ですね。norixさんのnote『Birthday Musics Today (2020/5/31)』にたくさんツェッペリンの映像が挙げられていて、朝から見入ってしまいました。やっぱり、「スゴイ」としか言いようがありません。
『ダダダダダダダダダ……』(3連符を連打しているつもり)
ふたご座には私の大好きなミュージシャンが多いです♥️
HAPPY BIRYHDAY BONZO!
norixさんは毎日、その日誕生日のミュージシャンと楽曲をジャンル問わずまとめていらっしゃいます。愛聴しています。秩父方面の景色も素敵です。行きたいな。三峰神社に行こうと思っているのになかなか行けないのです。
7月号の『Player』誌も大々的にツェッペリン特集のようで、気分はもう中学生です。
⚫気をつけたほうがいい
きょうは私のおすすめnoteのようになっていますね。もうその路線であとひとつ(noteは2つ)、お出しさせていただきます。
アメリカ在住のnoter(という表現はアリですか)、Little Alchemistさんのnoteを2つ。こちらはじっくり拝見した上にコメントもお入れしてしまいました。
こちらも。
どちらも、現在のアメリカの状況を知らせながら人種差別の深い根、それをなくしたいと願う人々の行動、底辺に置かれ犯罪に手を染める人がいなくなるようにと切望した一人の男性のことが、自身の経験も踏まえて書かれています。
私の拙い説明より、noteを読んでいただいた方がいいかもしれません。
私の短い感想はコメントに入れましたが、このことも含めて世の中の動きを見るにつけ、思い出す詩があります。
ポール・エリュアールの詩です。
いくつかあるのですが、今日はひとつ、引用します。
(いろんなことがある)
フェルナン・フォンテーヌに
1915年6月20日に殺された
1916年の徴兵適齢者
いろんなことがある、
気をつけたがいい!
罪はきみたちにあるんだから!
野蛮な連中がそう言っていた。
だがきみはかれらを許さなかった
生きてきみが ぼくらと共にあった日。
きみは身を解く 或るゆうぐれに……
きみはヴィオロンを弾きにゆく。
バスチーユで ひとは別れる、
〈ぼくらの義務のことを考えよう〉と。
独立はこの若いぼくらのもの、
ぼくらはそれを探した
生きてきみが ぼくらと共にあった日。
どこにいても苦しみの時代だ、
そしてきみの血は、土をひき裂く!……
かれらはきみをのこした と或る深淵のほとりに
だがいまやその彼らが孤立無援だ。
引用: 『エリュアール詩集』(ポール・エリュアール/安東次男訳 思潮社)
この詩は第一次世界大戦について身近な体験を通して書かれたものです。私たちは歴史の単語としてしか記憶していませんが、この戦争の始まったいきさつはたいへん複雑で、交戦中には最近よく報じられるスペイン風邪の流行もありました。
この詩が冒頭に置かれている詩集のタイトルは『義務と不安』です。
先がどうなるのかわからない状況で、義務に駆り立てられながら、どれほどの不安があったことでしょう。そして、少年だったエリュアールは思うことを詩にしました。直接的な抗議ではなく、事実の羅列でもなく、慎重に、言葉に置き換えていきました。
なぜ最近、エリュアールの詩が何度も浮かぶのだろうと思いました。特に、「いろんなことがある/気をつけたがいい」は頭に何度も浮かびます。
「きみは身を解く」からはじまる連は、今のことに重なる部分があるように思います。
今は、これまでの経験では対処できないような事象が世界を覆って門戸を閉ざさざるを得なくなっています。
そして、元からあるものが事象に付随してわらわらと現れているように思います。それは毎日同じニュースを見ているのでは気づかないようなことです。私は政治も社会もフラットに考えたいと思っていますので、特定の事項について声高に抗議することはほとんどありません。
ただ、エリュアールの書いた通り、
「いろんなことがある
気をつけたがいい」
と思って、ただじっと見ています。
そのような意味で、知ること、良心を持って受け止めることがとても大切だと思っています。
エリュアールの詩には他にもハッとさせられるものがいくつもありますので、またご紹介するかもしれません。
⚫お籠りクラフトとバラ
きょうはイヤリングを2つ。
まずはフューシャピンクのトンボ玉とキラキラガラス、ムーカイトで作ったものです。
フューシャピンクはとても目立つ色ですので、逆に色あわせは対比になるような落ち着いた色、あるいは透明が合うように思いました。
もうひとつは、紫のフリフリお花がついたものです。
最新の『ELLE』誌を眺めていると、大振りの金ものパーツを使ったアクセサリーが多いようです。それならと控えめに輪っかを付けてみました。どうしても、ドカンとは付けられないのです。
2つともティーンズの子ども二人に好評をいただきました。ほっ。
とはいえ、ペネロペ・クルスが付けていたのは華奢で石も目立たないネックレスでしたし、推しがすべてではないということですね。60'sがトレンドになっていたので、「よっしゃ」という感じです。
最近つくづく思うのですが私は思いついたものを、ちまちまと作るのが本当に好きなようです。
好き、好き、好き。
私自身に色がなくても、色があるものを作るのが大好きです。
さて、大好きなバラですが、少し葉っぱに元気がないように思いましたので、液肥を試しに差してみました。
それではまた、ごひいきに。
おがたさわ
(尾方佐羽)