【目印を見つけるノート】1740. 天使の町と『最低限』とジム・モリソン
有名な『モリソン・ホテル』が昨年末に全焼したのをきのう知りました。火災の動画をあげていたインスタの投稿には『Sorry, Jim』とありました😢すぐ分かる。
ザ・ドアーズのアルバムジャケットとタイトルになっているこのホテルはすでに廃ビルだったそうです。とても残念なことですが、犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いでした。
そして今、カリフォルニア・ロサンゼルスはたいへんな大火に見舞われています。有名な野外コンサート会場・ハリウッドボウル（なぜかここは行ったことが）にも火の手が迫っているそうです。インスタで外国メディアをいくつかフォローしていますが、一様に画像が火のオレンジ色で染まっています。
どうか一刻も早く消えますように。
風がおさまって、雨が降りますように。
自然が消防士さんたちの作業を助けてくれますように🙏
私は日常のちまちまとしたことをここに書いていますが、どなたにもあるであろう穏やかな日常が奪われてしまうのを見るのはとても悲しいです。そのようなとき、自分の小さな日常を書くのがはたして適切なのだろうかと考えもします。
結局、どちらも書くのですけれど。
このようなとき、書いたり、呼びかけたりすることは無駄なことでしょうか。
私はできるときにはなにがしかすると思いますが、できないときには最低限、書きます。
書いて表に出すことにはひとつの役目があると思っています。今は玉石混淆の情報が踊っていますから、国を問わず幅広く報道を確かめるようにして、そして引用や伝え書きをします。
それが私の『最低限』です。
私は書くことしかすぐできることがない、ということです。そして、それを無駄だとも思っていません。書くというのにはそのような使い方もあると考えます。
The Doors『Maggie McGill』
『モリソン・ホテル』のラストの曲かな。
この頃のジム・モリソンさんは自分に懐疑的だったのかもしれません。そんな風に聴こえます。この曲はBluesですが太さというか、微かなしたたかさも見える。そして、次に『LA Woman』というアルバムを出しますが、それが最後のアルバムになりました。
そんな彼をしんみりと想ったりもしています。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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