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【目印を見つけるノート】403. あなたの声が聞きたい

2021年5月10日(月)晴れ
先勝(戊午) 月齢28.0
📔きのうのことを書いています

5時起床。

ちょこちょこ片付けやらをして慌てて家を出ましたが、駅で定期がないことに気がつきました。どこかで落としたらしいです。ひええと思いましたが、そのようなときしなければならないことは分かっているので、ため息をついて電車に乗りました。

それで忘れそうになりましたが、
朝一番に出くわしたのはテントウムシでした。ナナホシではない、テントウムシ。

5月のばらの月のよく晴れた朝に
テントウムシに出くわすのは素敵です。

仕事は大過なく。
実はあったのかもしれませんが(!)、気分としては落ち着いていました。

帰りは久しぶりに私の庭、もとい、広い公園に行きました。何度も大きく深呼吸しました。ここの公園が好きなのは、自分だけの「お気に入り」を見つけられるからです。
白いモッコウバラのアーチが見事に。

ヒメジョオンの群生を見つけました。今日の私の「秘密の花園」です。

公園を出ると、
図書館の方から電話をいただきました。疑問があって、それについて書いてある資料がないかお伺いしています。ひとつめの疑問にはっきり言及している資料はないようです。電話はふたつめの疑問に関するご案内でした。それもひとつめと同じ結果なのですが、新たな資料があるとのことで、週末に伺うことにしました。
また10km歩く?

このような作業には、
「間違いでない」ことを明らかにしようと調べる側面があります。どこにも記述がなければ、推論として書けます。いくつかの説があっても同様で、「そのうちのひとつを採用」するということになります。ただ、ひとつの記述があることを違えると「間違い」あるいは「架空」になります。
ふたつめの疑問までは、それで納得しました。
でもまた、3つめの疑問が出てきてしまいました。どうして疑問というのはいっときにやってこないのでしょう。
それは週末にまた本と向き合うことで納得しに行こうと思います。

いくつもの資料にあたるのは、そのようなものなのですね。
地域の図書館はいつもたいへん力強い味方です。詳しく調べていただいて、ありがとうございます。

さて、電話といえば、
ワクチン接種の予約電話が大混雑しているようです。ニュースでも頻繁に取り上げています。

前の世紀のチケット予約を思い出します。いくらかけてもだめで、かかる頃には売り切れている。家の固定電話だと回線が制限される時間が長いので(都市伝説かな)公衆電話でかけたりしました。リダイヤル機能は公衆電話にないので、指の動きがどんどんゲーマー並みに早くなったりして。一種のギャンブルです。

今回の件では電話がそれほど使われると想定していなかったのでしょう。
そういえば、公衆電話も見ることがなくなりました。当たり前ですが、混雑具合はチケットの比ではないです。自治体によっては十万単位の人の対応をしなければなりません。すべて自治体の責に帰すだけでは重いのかとも思います。電話の有用な対応について一時的にでも何かしらのバックアップがあるといいのではないかと思います。

今日はこの曲を。
BLONDIE『Call Me』

機械的な強さや正しさ、前進を求められがちな時期ではありますが、
今ほど自分の思う大切な人としっかり結びついていくのが必要な時期はないように思います。
この曲は恋愛がテーマですが、やや古めかしく思える、「電話して」というメッセージにホッとします。

気軽に電話できる人が何人いますか。

いいえ、人数ではないですし、実際に電話できるかどうかもそれほど重要ではないのかもしれません。
「声が聞きたい」というシンプルな気持ちは人同士のライフラインでもあると思うのです。特に接触が推奨されないときには。
文字だけで、画面だけで分からないこともあります。

少なくとも、図書館の方との通話は私にとって得がたい果実でした。

お読みくださって、ありがとうございます。

尾方佐羽




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