【目印を見つけるノート】357. 川沿いに歩いてスカイツリーにたどり着く
歩いてしまいました😅
都合3kmほどでしょうか。
もうちょっとかな。
何の考えもなく。
昨夜がしゃっと写真をお出ししましたが、今日もそのパターンになりそうです。
はじめは猿江恩賜公園(江東区)から。
広くて、人も少なくて、
「穴場だ」とはしゃいでしまいました。
とてもよく整備されていて、いい公園ですね。木もいい感じです。
そこから亀戸天神があまり離れていないようでしたので、行ってみることにしました。横十間川という川に沿っていけば着くようです。
川沿いに歩くの、いいですね。
取水堰のような施設もあります。
亀戸天神に着きました。
天神さま(菅原道真公)ですので、梅の木や牛もいたのですが、藤棚がたくさん。1カ月もすればいっぱい咲き始めるのでしょうが、今はまだオフシーズンですね。
そこから錦糸町に出ようかと思ったのですが、ちらちらとずっと見えている「あれ」が気になって。
「スカイツリーまで川に沿って行こう」
ということになりました。遠くなさそうだし。
ということで、てくてく歩きました。どんどん近くなる感じがいいですね。
たったひとつだけ実がついていました。
ちなみに道すがら、人はほとんどいませんでした。
到着😆墨田区。
スカイツリーやソラマチに入ってしまうと人混みがあるかと思いましたので、ここからはおとなしく電車に乗って帰りました。
Googleマップをちらちら確認しながら歩いていましたが、なぜかエトランゼ感は皆無でした。「ただいま」と言いたくなる空気。
なぜだろう。
この辺りとは少し違うのですが、もともと私は下町っ子でした。ですので、土地勘があるのかな。それとも、スカイツリーというドンとした目印があるからかな。どちらもかな。
川があると落ち着くのも、『3月のライオン』の風景が好きなのも、ビートたけしさんの下町話をつい聞いてしまうのも、そういうことなのかと納得したりします。
ただ、私の実家はもう下町にはありません。ですので、ふるさとではない。これから私がどこに落ち着くのかはまだ未定ですが、下町の風景はときおり愛でる、はるかな記憶なのかもしれませんね。
自分の立っているところが心許ないことは、これまで何度もありました。
その繰り返しかもしれません。
いつからか、そんなときに聴いたり歌ったりするようになった曲があります。
BOB DYLAN『Like A Rolling Stone』
この歌の主人公はお金持ちでいい学校を出て、何不自由のない華やかな暮らしをしていたのに、家もなく、誰にも顧みられず、転がる石のようにひとりぼっちになります。
「どんな感じ?」とボブ・ディランはたずねます。
それは、彼もその感じを別の角度から知っているからでしょう。
昔羽振りがよかったというのは私とは違いますが、
そのような気分になることはあります。
今日はちょっと気分でしょうか。
その感覚じたいがけっこう懐かしく、
スウィートです。
いいお散歩でした。
それではまた、ごひいきに。
尾方佐羽
追伸 亀戸天神への道すがら見つけた木なのですが、ロダン的に艶かしい。自然はおおらかですね(照)。
追伸2 プロ野球はじまりましたね。
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