【目印を見つけるノート】398. 調べはじめると潜ります
きのう書きながら、「ルイス・フロイスは貴族の家の出だと思うんだけどなあ」と思いつつ、念のために調べてみたらポルトガル大使館のサイトにそう書いてありました。
これは心強い。安心しました。
ポルトガル大使館さま、ありがとうございます。
いつかポルトガルに調べものをしに行きたいです。
そしてロカ岬に立ってみたいです。
⚫調べ始めると加減がわからなくなって
この前資料がないかお尋ねした図書館さまから電話をいただきました。ものすごく調べてくださって、結局はっきりした答えは出なかったのですが、参考になりそうな資料を何冊か選ってくださったので、週末にまた行ってきます。
何と言ったらいいのでしょう。
ひどく感動しています。
はっきりした答えが出ないだろうということは分かっていました。
おそらくですが、分かっていたらとっくに、江戸時代ぐらいには定説になっていたでしょう。
本当ならば、自分で原典の写本たちにあたって異同を全部確認しなければならないのだと思います。
それでも文献をあたってくださった図書館の方のご尽力に涙で感謝です❤️
それなのに私は性悪なのかもしれません。
もうひとつ疑問を提出してしまったのです🙇💦💦
それもまたまっすぐ聞いてくださるので、私はつい道端で、登場人物についての史実を平べったく語り倒してしまいました。きのう見たテレビドラマのあらすじを語るように。
でも、物騒なお話で😅
端から聞いたら本当に不気味だったと思います。
あ、でも、意外と書いているお話が身についていたのだとちょっと安心しました。
ダメなんですよね😵
こと小説を書くことについては、
調べていると、
ブレーキがかからずどんどん潜っていってしまう。
そういえば、いっとき、荷田春満(かだのあずままろ、江戸時代の国学者)のことを調べていて(伏見稲荷に行ったときの回で書きましたね)、京都の東丸神社にいきなり電話をかけてお尋ねしました。春満さんをお祀りしているお社です。
「荷田春満さんには妻がいたのでしょうか」
「さあ、いなかったといわれていますけれど、本人に聞いてみないと分からないですね」という内容を優雅な京ことばでお答えくださいました。
うまいこといわはりますなあ。
本人に聞いてみたい。
私が調べるために潜るのは、すべてそのためだと思います。
今は国文の研究室に行ってみたいですね。聞きまくって、調べまくりたい。
書くために調べるのか、
調べるために書いているのか、
たまに分からなくなるのです😌
歴史に限らず、自分で仮定をしてガシガシ調べものをして、専門家(学芸員さんが好きかな)にどんどん聞くのは発見だらけでとても楽しいです✴
いい図書館さんだな💕
今度の疑問は自分でも探究してみます。
⚫きょうのばら
きょうは出番が少なかった5番目を。
そして、今日の1曲はこれかな。
ELVIS COSTELLO &THE ATTRACTIONS
『Watching The Detective』
潜る感じですか。
コステロさんは結構好きなのです。
それではまた、ごひいきに。
尾方佐羽