【目印を見つけるノート】387. 『太平記』が入ってきた
今日は音楽と歴史がごっちゃです。
さきの投稿で朝から「付箋」の話をしましたが、絶賛貼り付け中です。
今私が貼り付けている本は『太平記』です。
この本は少しばかり理解するのに時間がかかるだろうと前々から思っていました。前々がどれぐらいかというと、8年前ぐらいかな。南北朝(室町時代)のことを書いた本ですが、時代それ自体がとても分かりにくい。
この本はのちの戦国時代、毛利元就の子である吉川元春が全部書写していました。
全部です!
文官なら分かりますけれど、月山富田城を包囲しているときにも写していたらしい。このエピソードはたいへん印象的でした。私の入口はそこですね。
ただ、吉川元春ほどの熱量がなかったので、ずっとぼんやりとしたお題だったのです。
いや、少しずつ概要だけでもつかもうとしていたのです。そうしたら余計むにゃむにゃになってしまいました。
戦国時代はよほど分かりやすい。
平安時代もそれなりに。
ビジュアル(大河など)もありますから。
最近はようやく観念して?原典の『太平記』にきちんと向かおうと思いました。そうしたらすごく不思議なのですが、すんなり読めるようになりました。
何でしょう、このいきなりすんなり加減は。すごく不思議です。
ギターのコードFを押さえるときの感じでしょうか。GmやBmをやっているうちに、弾けるというのもあるかもしれませんが、それがこの方面でもあるのでしょうか。
それなら、戦国時代はGmで平安時代はBmなのかな。鎌倉時代は……🖐️‼️
ということで、付箋をわしゃわしゃ貼ったりもするようになりました。
歴史を書くときに、まず書くのは戦国時代か江戸時代なのだと思います。次は明治維新とか平安時代になるのかなと思います。本の刊行点数もそんな感じではないかと思います。
来年の大河ドラマは鎌倉時代ですが、小池栄子さんの北条政子、期待しています。
北条政子は、結構なキーパーソンです。
私が鎌倉時代に挑戦しようと思ったのは、ひとえに北条政子が承久の乱の前、御家人の前で宣言した言葉がきっかけでした。そこは私もぜひ書きたいです。
今は鎌倉に行けないので、鎌倉時代のお話が中断していますが、往来自由になったら再開しますね。
鎌倉中央図書館に入り浸る日を夢見て。
『鎌倉もののふがたり』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/407276011
そして思うのです。
◯◯時代と言いますが、それは後でそう決めただけであって、それぞれは全部つながっているのです。戦国の吉川元春のご先祖は鎌倉の大江広元ですし、間が途切れているわけではない。
そのような理解をすると、どの時代もフラットに見えてくるのかなって思います。
書くならこの時代がいい、というむきもあるのでしょうが、どの時代も書こうかなというのが私の想定です。
ですので、人生でどれぐらい書けるのかというのがとても重要なのです。
⚫今日のばら
あ、ずいぶん開いた。
1日であっという間に変わるのですね。
ちょうど5月の中旬にかけて咲いてくれると思いますので、このSTAYHOME期間の慰めになってくれそうです。
ありがとう。
ばらにも励まされているようです。
それではまた、ごひいきに。
尾方佐羽
追伸です
朝からTHE GROOVERSさんの『Modern Boogie Syndicate』と『Route9』を聴いていました。今日は音楽鑑賞デイにしようかな。
『Route9』は、吉川元春に縁が深いなあなどと思いました。京都から米子周りの下関に至る国道9号線ですね。
吉川元春が書いていたところ。
こんな感じで結びつけちゃうのがクセです。シナプスはどう走っているのでしょうね😅
ベースの高橋BOBさん、お誕生日おめでとうございます🎂
今は『CHARGED!』を聴いています。
では1曲。こちらは『Electric Whisper』から。
THE GROOVERS『プリテンダー』
切ない気持ちが空に吸い込まれるような素敵な曲です。