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【目印を見つけるノート】780. お話ができたら読みたい本(1)

きょうから金曜日まで、イベント会場詰めで、朝早いです。
桑田さんや野口五郎さんや世良さんや佐野さんやCHARさんのコラボ、いいですね。

えーと、週末考えたのですが、今日からしばらく、「今取りかかっているお話ができた後に読みたい本」というテーマでいこうと思います。読んだ本ではなくて、読みたい本です。

実はお仕事が延長になると思っていなかったので、契約終了になったらーーと少しのんびりしていたのです😱💦
ですのでこちらもミニマムなシフトに。

期間的には、うーん🤔No.808ぐらいまで。いつもとは違うパターンですが、尾方佐羽の隠れた嗜好が分かるかもしれません。いえ、隠れていないかもしれません。
よろしくお願いします。

今日は『ふしぎなオルガン』(リヒャルト・レアンダー、岩波少年文庫)です。

ドイツ人のお医者さんが戦地から子どもに書き送った、20編のおとぎ話です。
私は短い文章ならばエッセイよりも、おとぎ話・民話・説話が好きです。ストーリーとか象徴がはっきりしているから。解釈もいろいろできると思います。

こちらもいろいろ解釈できますね😊

表題作だけはおぼろげに話を覚えているのですが、上田秋成の『吉備津の釜』(『雨月物語』の一編)とかぶるのです。婚礼なり、縁組のときに鳴るべきものが鳴らないという1点で。悲劇を暗示しているのですが、それぞれ違ったニュアンスの結末になります。ただ、音がキーになっているところは興味深いです。小さい頃に表題作の絵本を読んで、パイプオルガンの荘厳な響きを想像していました。
(吉備津の御釜の音は現地で聞きました。
心からほっとしました)

改めて他の短編も含めて読みたいです。

だいたいこのぐらいのボリュームでいこうと思います。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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