【目印を見つけるノート】70. いただいて気づくことがあります
きのうは3回救急車の音が聞こえました。
⚫冷静に行動する人
きのうかな、おとといかな、
国連UNHCR(国連難民高等弁務官)協会のニュースレターと2019年の活動報告が届きました。さっそく読みたいのですが、今まさにカチカチ山でして、後でじっくり拝読します。
駆け足で緒方貞子さんの追悼特集だけ拝見しました。1991~2000年まで10年の間、UNHCRのトップ(第8代国連難民高等弁務官)を務められた方です。昨年10月に逝去されました。
平たくいえば、私がとても尊敬している方です。
1990年代、彼女が取り組んだ問題は私もすぐ思い浮かべられるほど大きなものばかりでした。
湾岸戦争で住む地域を追われたクルド難民の救援。ボスニア・ヘルツェゴビナの内戦からユーゴスラヴィア紛争下での人道的空輸救援活動、緊急支援活動。ルワンダでの民族紛争によって国を追われた人々への救援活動。当時のザイール(現在はコンゴ)で激化した内戦で危機に瀕した人々の救援活動。コソボ紛争で国を追われた人々の救援活動などです。
彼女は冷静に、かつ率先して行動するかただったと私は考えています。それがどこであれ、どのような事情であれ、住む地域や国を追われる「人々とともにある」のがもっとも大切な行動規範でした。
ニュースレターには追悼のコメントがいくつも出ています。クルド難民の救援活動にあたって、現地が危険なため時期を見たほうがいいと多くの職員が言ったときに、
「私は行きます」
と緒方さんは言ったそうです。
これは情熱に任せての言葉ではないのです。組織のトップとして、すべてのリスクをよく承知して、考慮に入れながら、ただちに行くべきだと判断したのでした。
(ニュースレター『With You』2020年6月号の文章を参照しました)
現在、感染症の蔓延が難民キャンプにいるかたがたに困難を及ぼしていないか、何もできませんが気にしています。
ただ、気づく、気にかける人がいなければもっとひどいことになるのではないでしょうか。
そのように考えています。
⚫書くと何かが……
この前も書きましたが、また。
最近noteに短編小説を出していますが、他のかたのnoteで舞台にした場所のお写真と動画を立て続けにきのう拝見しました。個人的な感慨で直接の関係はないと思いますので、お名前はお出ししないでおきますね。
・アーランダ空港のハンバーガー屋さん、ああ、とても現代的。ストックホルムには行ったことがなくて……とても勉強になりました。
・神社のある海岸。どことは一切書いていませんが、その神社と海岸を含む動画をあげられていた方がいらっしゃいました。ノスタルジックな動画で素敵なBGM付きです。じっくりと拝見いたしました。
あの神社と海岸は、私のとても好きな場所です。
(写真は去年の6月16日に撮影)
読んでいただいたのかはわからないのですが、そっと「ありがとうございます」を添えさせていただきます。
⚫お籠りクラフトとばら
クラフトはインカローズのゴムブレスです。タンザナイトを一粒入れました。
ばらはきのうの強風で先端の枝葉が少し寝てしまいました。洗濯用ハンガーにちょこんと乗せて養生中です。折れてはいないようでよかったです。
それではまた、ごひいきに。
おがたさわ
(尾方佐羽)
追伸 ありがとう。
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