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医療的ケア児の父/2022年4月注文住宅新築(アオイ建設)/2015年1月11日左大腿骨粉砕骨折

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医療的ケア児の父/2022年4月注文住宅新築(アオイ建設)/2015年1月11日左大腿骨粉砕骨折

最近の記事

【左大腿骨粉砕骨折④】入院5日目〜10日目【髄内釘手術】

入院5日目(2015年1月16日) 「ここから先は良くなる一方」 と医者からも言われていましたが、それを実感する一日でした。 ・前日のリハビリ:身動きひとつ取ると猛烈な激痛  (深夜に手術した翌朝のリハビリは地獄) ・この日のリハビリ:車椅子に乗って髪を洗うこともできた 手術というのは術後24時間が地獄で、それを過ぎるとかなり楽になるという話を聞いたことがあります。まさにそれを体験したといった感じでした。 髪を洗ったのは入院後初。ずっとお風呂に入っていないので、シャンプー

    • 【左大腿骨粉砕骨折③】入院3日目〜4日目【髄内釘手術】

      入院3日目〜4日目(2015年1月14日〜2015年1月15日) 【群馬から東京都立多摩総合医療センターへの移動】 やっと無事に転院が決まり、救急タクシーで群馬県から東京までの移動が決定しました。長い3日間、天井を見つめるだけの地獄のような時間を耐え忍び、これからは好転していくことを期待して、心からほっとしました。しかし、そこからがまた別の試練の始まりでした。 まず、転院先の病院への移動のため、病院のベッドから搬送用のベッド(ストレッチャー)への体の移し替えが行われるのです

      • 【注文住宅】医療的ケア児を育む家庭におけるユニットバスのサイズ

        私の娘は障害を抱えているため自分で入浴することが難しい状況にあります。そのため、赤ちゃんの入浴のように大人が入浴をサポートする必要があります。 そこで、私たちは家を建てる際に将来も見据えて1.25坪タイプのユニットバスを選択しました。 この選択は大正解だったと今でも思っています。普通の1坪タイプでも大きな支障ははないと思いますが、1.25坪タイプならばかなり余裕があり、一緒にお風呂に入ってもゆったり過ごすことができます。 なお、どこの住宅会社も同様だと思いますが標準仕様は

        • 【左大腿骨粉砕骨折②】入院1日目〜3日目

          入院1日目〜3日目(2015年1月11日〜2015年1月14日) ベットで絶対安静、全く身動きが取れない不安な4日間。 スキー場近くの群馬の病院に入院し、前回の記事に記載した通りその場で手術は実施せず、牽引しながら時間を稼ぎ、地元の転院先を探すことになりました。 牽引中は、体をほぼ動かすことができません。体を横に向けることはもちろんできませんし、体を起こすことすら医師に禁止されました。とにかく姿勢を固定することが大事、というのがその理由でした。ひたすらベッドで真上を向いて

        • 【左大腿骨粉砕骨折④】入院5日目〜10日目【髄内釘手術】

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          【左大腿骨粉砕骨折①】事故~入院

          私は2015年1月に左大腿骨の粉砕骨折をしました。しかし今ではすっかり回復し、スポーツも楽しんで日々を過ごしています。同じ怪我をして不安や悩みを抱えている方の助けになればと思い、記事を作成いたします。 当日(2015年1月11日)の経緯骨折に至るまで 1/10(土)~1/12(月・祝)の3連休を利用し、私は妻と友人3人の計5人で「万座温泉スキー場」へスノーボード旅行中でした。万座温泉スキー場は標高の高さが特徴で、志賀高原よりも内陸に位置するため雪は少ないのですが、その雪質

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          【注文住宅】リビング階段は寒いという誤解

          「リビング階段にして後悔しています、冬寒いです」 「絶対に選んではいけない間取りはリビング階段です」 「リビング階段は冬に冷気が降りてくるので階段前に扉をつけましょう」 これらはネット上でよく見かける情報ですが、私は断言します。これは誤解です。私の家ではリビング階段を採用しており、扉もつけていませんが、寒さを感じることはありません。むしろリビング階段のおかげで、冬でも一階の14畳用エアコンだけで、延べ床面積29坪(約52畳)の全ての部屋を快適に暖めることができます。 リビング

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          【注文住宅】透湿防水シートについて

          家の印象は外壁によって大きく左右されます。外壁の素材やデザインにこだわる人も多いでしょう。 しかし、雨漏り対策という観点では外壁材だけでは十分ではありません。外壁の内側には必ず透湿防水シートが施工されます。この透湿防水シートは、雨水の侵入を防ぐ最後の砦として重要な役割を果たします。屋根や外壁だけではなく、透湿防水シートの存在が不可欠なのです。 今日は、この透湿防水シートはデュポンのタイベックがオススメであるということについて記事を書きます。 まずは、この記事をご覧下さい。

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          【注文住宅】屋根材に化粧スレートを選んではいけないという誤解

          「新築戸建の屋根に化粧スレートだけは絶対に選んではいけない」 とは、これまたよく聞く話です。しかし、私たちは我が家の屋根にコロニアルグラッサという化粧スレートを選択しました。この選択が正しかったのかどうかは、正直なところ、30年以上経たないとはっきり分かりませんが、参考程度にお聞きください。 まず、屋根の防水は、表面の屋根材だけでは十分ではありません。ルーフィングと呼ばれる下葺材が最後の砦として、本当の屋根防水を担っているのです。どれだけ素晴らしい屋根材を使っても、それだけ

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          【注文住宅】第三種換気システムを選んではいけないという誤解

          「換気システムは絶対に第一種換気の熱交換型にする必要がある」 「ダクトレスの第三種換気は換気性能が弱く、ちゃんと換気できない」 「三種換気は不快で冷暖房費も高くなる」 「熱交換型の一種換気は冷暖房費が安くなりエコである」 という話は、注文住宅を検討した皆さまならば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。私の推奨している「せやま基準(https://be-enough.jp/tools/p7817/)」においても、ダクトレス三種換気は完全に不足と明記されています。 しかし

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          【注文住宅】我が家の後悔ポイント

          ①エコキュートの水圧が弱い ②玄関が狭い ③シューズインクローゼットが狭い ④階段が狭い ⑤土間に断熱材を施工すべきだった ⑥ウォークインクローゼット作ればよかった ⑦トリプルガラスにすればよかった ①エコキュートの水圧が弱い マイホームの初日、お風呂に入るために期待に胸を膨らませていたのですが、思いもよらない水圧の弱さに驚きと絶望を感じました。新しいお風呂で広々としたバスタイムを楽しむはずが、途方もない幻想と化し、私の喜びは一瞬で打ち砕かれました。目眩がし、息苦しさが胸を

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          【注文住宅】気密性能と気流止めについて

          気密性能は、快適な住環境を実現するために不可欠な要素です。どれだけ断熱性能を高めても、隙間風が吹き抜けるような環境では外気の影響を直接受けてしまいます。特に冬には、気密性能の低さが原因でコールドドラフトが発生し、家が底冷えする状態となります。逆に、気密性能を向上させることで、室内の寒暖差がなくなります。一般的には寒いと言われるリビング階段や吹き抜けがあった場合でも快適になります。 気密性能向上の手段としては、とにかく「防湿気密シートを利用」することが重要です。防湿気密シート

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          【注文住宅】我が家の仕様について【アオイ建設】

          noteで注文住宅を語る際に、我が家を具体例として挙げていますが、私の家の仕様と費用を公表しなければ、参考にしにくいと気付きました。したがって、以下に私の家の仕様についてご紹介いたします。 ■建設会社 アオイ建設株式会社 https://www.aoi-cnst.co.jp/ ■立地/面積 立地:東京都町田市の駅近ではない場所 延べ床面積:約29坪 土地面積:約40坪 ■間取り LDK20畳 寝室10畳 書斎1.6畳 浴室1.25坪 ランドリールーム3畳 シューズインク

          【注文住宅】我が家の仕様について【アオイ建設】

          【注文住宅】断熱性能について

          ■要点 ・せやま基準(ZEH)で問題ない ・外貼り断熱や内外2重断熱は費用対効果が悪い(南関東の場合) ・基礎断熱or床断熱 ⇒ どちらでもいい ・土間断熱は絶対に必要 ・夏に関しては断熱よりも日射遮蔽が大事 ■UA値について 断熱性能についても、せやま基準で問題ありません。私たちの家はHEAT20のG2であるUA値0.46を(たぶん)クリアしており、せやま基準はもう少し基準が緩いので、せやま基準で問題ないと断言する根拠はありませんが、私たちの家において窓際以外では真冬に寒

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          【注文住宅】底冷え対策には床暖房よりも窓が大切!

          窓に関しては、オール樹脂サッシを選ぶことが重要であり、その点においてせやま基準と全くの同意見です。アルミを利用したサッシは熱伝導性が非常に高く、特に冬場には室内の熱がサッシを通じて急速に逃げてしまいます。アルミを利用したサッシは快適な温熱環境を構築する上で非常に不利な要素です。 また、せやま基準では、ガラスに関してはペアガラスを推奨していますが、可能であればトリプルガラスを選ぶことをおすすめします。ペアガラスとトリプルガラスの価格差はハウスメーカーによって異なるため、予算的

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          注文住宅に対する私の考え方

          注文住宅に関する私の記事では、私が注文住宅を建てた経験を紹介し、読者の方々が自身の住宅計画に役立てられる情報を提供することを目的としています。しかし、注文住宅は個人によって予算や重視ポイントが異なるため、まずは私のマイホームに対する考え方をお伝えします。 私たち夫婦はマイホームに対して特別な夢や憧れを持っておらず、購入時に重視したのは生涯コストまで含めたコストパフォーマンスでした。他の要素についてはあまり力を注いでおらず、比較的シンプルな選択をしました。コスパに関する情報が

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