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あれはいつたい

平凡社の山本太郎編『ポケット 日本の名詩』(1983。2段組。ここには新装版1996)に丸山薫のいくつかの詩もあって(93~96ページ)、その1つ「廂」では、飛んでいった鳥が廂に落としていったものは「その鳥であつた。」そして、飛んでいったものが、その鳥ではなかったのだとすれば「あれはいつたいなんだつたらう」(幽霊)

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