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週刊 アーティスト・ジャパン『長谷川潔』改訂版(デアゴスティーニ、2008)の版画「堀口大学訳詩集『月下の一群』表紙」(1925年の本の絵。4ページ)。花に、目と鼻と口があるようだ。私は堀口大學『月下の一群』の、1996年の講談社文芸文庫の第1刷を、この本が新しくできたときから読んでいる。「私にはお前の顔が見える。」(フィリップ・シャヴァネックス「小曲」の1行、524ページ)。この文芸文庫の609ページで写真を見られる、長谷川潔の(目と鼻と口があるような)花の版画は、上下が逆さになっているようだ。間違いであるのか(第2刷などでの訂正があったのか)、私は知らない

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