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自分の心に正直に、真っ直ぐに伝えたいメッセージを伝えることで、人の心を動かす歌を歌いたい。シンガーソングライター 後藤 奈美さん

夢は人の心を動かせるシンガーになること。その為に、その為に伝えたいメッセージを真っ直ぐに伝えることに何よりも大事にしながら福岡市内を中心にライブ活動をしている後藤 奈美さんにお話を伺って来ました。

後藤さんプロフィール 
出身地:
福岡県福岡市
活動地域:主に福岡市内
経歴:福岡市内の短大卒業して数年後、ゴスペルコンサートに行った時に感動し、以後シンガーとして活動開始。現在はエンターテイメントグループ・ZYUMIC(ジユーミック、「自由」と「音楽」を掛け合わせた造語)に所属し、LAUGHMIC(ラフミック、「笑い」と「音楽」を掛け合わせた造語)というバンドで定期的にライブ活動する傍ら、100人100日ミュージカルにも参加。
座右の銘:愛こそ全て、ありのままを受け入れること。

真っ直ぐで一生懸命な姿で、人の心を動かす歌を歌いたい

Q1:後藤さんはどんな夢やVisionをお持ちでしょうか?

後藤さん(以下、後藤):人の心を動かす歌を歌いたいですね。具体的には、歌を聴いた人が人生を思い返して、涙したりワクワクや嬉しいこと、感動したことを思い出して心が震える、そんな歌を歌いたいです。

記者:人の心を動かすのに、後藤さんが大事にしていることは何かありますか?

後藤:自分が真っすぐで一生懸命な姿を見せることですね。歌いながら、伝えたいメッセージに真っすぐであることを大事にしています。そんな姿がカッコいいと思うし、私自身もそんな人と出会うと心が動きます。それで私自身もそんな自分であることをいつも目指しています。

記者:実は私も後藤さんのライブに行ったことがありますが、常に自分に正直でいようとする姿勢があるからこそ、後藤さんが歌を通して発するメッセージが多くの方に響くのも納得ですね!

ライブを起点に、出来るだけ多くの人たちに伝えられる人になる

Q2:後藤さんの夢の実現の為に、どんな目標・計画を立てていますか?

後藤:現在は、定期的にLAGHMICというバンドでライブ活動としながらも、エンターテイメントグループ・ZYUMICにも所属しています。グループでは6人で楽曲制作、広報、ライブ活動、youtubuにアップする動画制作などチームでしています。私たちのリーダーはグループを将来会社にしたいと言っていますが。

記者:その他にはどんな目標・計画を立てていますか?

後藤:私自身は、今まで曲作りはしていなかったのですが、新しい試みとしてやってみようとしています。でも、最終的にはできるだけ多くの人に伝えたりできる機会を持てる人になりたいですね。だから音楽活動だけでなく、いつか講演活動もしてみたいですね。

自分の心に正直になるだけでなく、目の前の人の背景を考えたり、感じたりする

Q3:後藤さんが日々の活動で大事にしていることや理念などはありますか?

後藤:「自分の心に正直に生きること」ですね。だから、ムリしないようにしています。つまり、「自分にウソをつかないこと」ですね。これは、心が感じる違和感をないがしろにせず正直に生きるみたいな感じかもしれません。私自身、元々がすごいポジティブなんですが無理やりポジティブにしてたりしたこともありました。その時は、気持ちがマイナス・プラスに上がったり下がったり振り回されましたね。これを経たからこそ、今ではいつもニュートラルな心にできるようになりました。

記者:その他に大事にしていることはありますか?

後藤:私は「人がしていることより何故どんな思いでそれをしているのか?」を大事にしたいし、その人のしていることや結果より、背景やプロセスに興味があるし心が動きます。また、私は平和は「想像力」がとても大事だと思うのですね。目の前の人の背景、バックグラウンドを考えたり感じたりすることでその人の立場になれたり共感できたりするし、その共感が個人の範囲から国の範囲になって地球規模になってと広がっていけば世界が平和になると思ってます。ライブに来てくれた人たちも、今まで色んな選択をしてきたと思うから、その人のバックグランドや背景を感じて、自分事のように捉えられることも大事にしています。だからこそ、ステージからお客さんに声をかけたり、話してもらったりするのも来てくれた人たちみんなを紹介したい気持ちがあってしているんです。「今日の歌、良かったね」だけではなく、同じ空間に集まった人達みんなが大切な人なんだよと伝えたいのです。そして、私は何があっても感謝できる人になりたいですね。逆境にも感謝できるって強いなと思うからです。そのためには「自己肯定感」がとても大事で、これは誰もが持つべきもので、それが全てなのではないか、とも思いますね。

※後藤さんの近影(写真右が後藤さん)

自分に嘘をついたことで限界と、そこから自分を愛する大切さに出会う

Q4:後藤さんの現在の夢やビジョン、考え方や理念を持つきかっけにはどのような背景があったのでしょうか?

後藤:実は「自分の心に正直に生きること」ができなくて、すごく苦しい経験もしました。昔、付き合っていた人との関係性を保つために自分に嘘をついて、相手の期待に応えようと頑張っていた頃がありました。その結果、自分のことが何も分からなくなり、自分自身を嫌いになったことがありました。そうなると、自分を信じれないから相手も信じられない。そうすると、相手を責めるし、誰も味方じゃないと思ってしまって、全てを人のせいにして生きていた時期がありました。結局「自分以外の何かに価値をおいてしまうことが限界」だったのですね。この経験から、自分を一番愛することが大事なんだと気がつき、今でも日々そのチャレンジをし続けています。誰かと比べて自分が出来ていると思うのではなく自分の喜怒哀楽も全部正直に出せること、そして受けとめ認めることができればそれでいいんじゃないかなと思います。
私は「個性を認め合える社会を創りたい」という想いがあります。みんなが自分の心に正直に生きることが出来れば、そんな社会も創れるのではと思っています。

友人二人を亡くし、ゴスペルコンサートでこの悲しみが救われ、歌を手段にすることを決めた

Q5:後藤さんが歌を手段にするキッカケは何でしょうか

後藤:父と母も高学歴で兄二人もとても優秀だったんです。私は勉強より、芸能関係に興味あったのですが、両親にとってそれは絶対ありえない世界でしたね(苦笑)なので高校で、保育専門のコースに進学しました。短大では卒業前にスパルタ教育で有名な保育園でインターン経験をした時に、保育園児の姿を見て、自分の意志で選択してなくて、この環境にいるこの子たちは本当に幸せなんだろうか?と考えさせられました。結局、保育の仕事には就かずに、ずっと人と関わる接客業をしてました。だからコミュニケーションは自分の武器だと思います。また私は、同じ世代のとても身近で大切な友人達を二人癌で亡くしました。その後、友人が亡くなったショックや悲しみを救ってくれたのが歌でした。ゴスペルコンサートに連れて行ってもらった時に最初の1音目でとても号泣したんです。その時に「私のしたいことはこれだ!」と直感で思いましたね。私は、二人に教わったことがとても多く、その友人の素晴らしさと感謝を歌で伝えることで私の心は救われました。今でも二人の魂はいつも共にあります。

記者:最後に読者へのメッセージはありますか?

後藤:愛こそ全てと思います。ありのままの自分を愛し受け入れて誰もが生きてほしいなと思います。

記者:後藤さんの話を聴き、「真っ直ぐさ」と「愛」を持っているのを感じられ、もっと後藤さんが発するメッセージを聴きたくなりましたね!!後藤さんにお会い出来たこと、実に光栄に思います。本日は貴重なお時間、誠にありがとうございました。

後藤さん基本情報
Nami Goto Instagram

編集後記

インタビューをした緒方(写真左)と三浦(写真右)です。

後藤さんのお話から、ただ歌を届けるだけでなく、1人ひとりにメッセージを届けて響かせ、そして元気づけられる、そんな令和時代の「愛」のメッセンジャーだと感じられました!!またそこに至るまでには、たくさんの葛藤と涙もあり、そのストーリーからは「美しさ」すら感じられます。

そして、後藤さんのように出会う人を想像し、その人の背景まで観て感じようとし、それでいて侍のようにストレートでブレない姿勢を持っている人が増えれば、確実に「尊厳」の時代を日本から始められるのがハッキリと目に浮かんできます。「令和時代を代表する日本女性、ここにあり!!」、ですね!!

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