クリープハイプを聴くと思い出すもう1人の男がいる。 どうしようもないあの頃の話、その2。 - 高校時代に付き合っていた彼氏と もう3年付き合っていた。 遠距離恋愛であたしは大学生、向こうは浪人生だった。 愛とか恋とか十代には確約があるわけじゃなくて。 あたしには気になる人ができてしまっていた。 大学の授業で出会った男だった。 彼氏と別れたくて、何故か隣にいたその男に もう連絡してくるなと言わせた。 その帰り道にキスをした。 でもあの男には彼女がいた。 クリスマ
クリープハイプを聴くと思い出すのは もう10年以上前の 恥ずかしいあの頃の自分。 クリープハイプを知ったのは 高校時代憧れていたバンドマンの男の子が クリープハイプを好きだったから。 1ヶ月700円の4人部屋の寮に住んでいた大学生のあたしは TSUTAYAで借りられるアルバムを全部借りて パソコンにかじりついて YouTubeで何度も何度もウワノソラを再生した。 東京でその人と飲みに行った帰り 枕元のたくさんのCDの中に When I was young I'd lis
帰りの車、一人。 夜の8号線はまるで高速道路。 聞こえるのは車のエンジン音だけ。 発売からずっとカーステレオで聴いていたアルバム。今夜はあえて聴かない。 うちに帰るとリビングには子どもたちの寝顔。 夫はひとりで晩酌をして待ってくれていた。 買ってきたちょっといいビールを夫に渡し、わたしはノンアルコールビールで、今日の話をする。 - 物販の列で先頭に並ぶ彼女に会うのはいつぶりだろうか。もう2年?3年?近い。大阪尾崎世界観の日が最後だった。 でも、会えばつい最近まで会って