うつがやってきた!(日記103)
おはようございます。
いま、通勤の電車の中。
満員電車なのですが、座れております。
ラッキーです。
座れるように、ちょっと早めに出て、整列して、電車を待つようにしています。
はたらくようになってから、身につけた工夫。
これで、行きも帰りも、座って過ごせます。
いつもは、目を閉じて過ごすのだけれども、今日は、昨日やってきた「うつ」のことについて、書き残しておきます。
予兆は、ほとんどなかったと思う。
今回の、「うつ」のお話。
おとといの夜、寝つきが悪く、いつもより睡眠時間が短くなってしまったかな?くらい。
頭がぴりりと冴えていて、興奮が落ち着かない感じで、これははたらきはじめてから、たまに起こること。
そんな感じかな?と思って、頓服を飲んで、就寝。
そして昨日の朝起きたら、気持ちがどっぷり、落ちている。
起き上がれたけれど、顔を洗うのも、お弁当の支度をするのも、朝ごはんの準備をするのも、歯を磨くのも、お化粧をするのも、なにもかもが、おっくう。
こころは、ひゅうひゅうとして、どこから湧いてくるのかわからない「不安」「焦り」で、喉の奥が詰まっている。
足元はふわふわして、おぼつかない。
なんにもしたくない。
困ったな、と思いながら、頓服薬を飲んで、同居人氏たちに話を聞いてもらいながら、いってきますをした。
会社に着いてすぐ、上司に、今日の体調のことを相談した。
気分の浮き沈みがある障害を持っていること、今朝起きたらとても調子が悪く、いつもより多めに頓服薬を飲んでいること、仕事に集中できないわけではないので、仕事はやれること、でも、薬のせいでいつもよりぼんやりしているように見えるかもしれないこと、を、お話した。
話す内容は、家を出る前に、同居人氏たちが一緒に考えてくれた。
わたしの話を聞くと、上司は、開口一番、
よく会社まで来れましたね。ほんとうにすばらしいです。
と、言った。
わたしは、そんなふうに言ってもらえることを想定していなかったので、あやうくうっかり、涙がこぼれそうになった。
トライアル中って、みんな無理しちゃうんです。
それで、あとになってすごく疲れてしまって、元に戻れなくなってしまったり、本人が辛い思いをしてしまう。
トライアル中の、欠勤、早退、遅刻、といったことは、はじめさんの査定に一切関係しません。
だから、安心してください。
わたしたちは、はじめさんと、トライアルが終わったあとも、長く働きたいと思っています。
業務の面で、ほんとうによく頑張っているのをちゃんと見ているから、だから体調が悪いときは無理をせずに、休んでもいいし、早退しても、遅刻しても、大丈夫です。
わたしは思わず、
わたし、がんばれていますか?休んだら、クビにならないですか…?
と聞いた。
すると上司は、笑いながら、
ほんとうによく頑張ってくれていますよ。休んでも、クビにはなりません。
と言った。
わたしはすごくほっとして、せっかく会社まで来れたし、お話したことで気持ちの落ち込みも少し軽くなったから、今日もお仕事をさせて頂きたいです、と言った。
上司は、じゃあ、とにかく休憩を多めにとりながらやることと、お昼休みの段階で、午後どうするか相談しましょう、と言ってくださった。
そうして始めた午前中のお仕事は、しっかり集中できて、あっという間に昼休みになっていた。
がんばれば午後もできるなあと思ったのだけれど、やっぱりいつもより疲労感がすごくて、こころがぐったりしていたから、上司に相談して、早退をさせてもらうことにした。
今までなら、無理してがんばったんだけれど、長く働きたいから、もっというと、明日休みたくないな、明日はちゃんと仕事できたらうれしいな、と思ったから、無理せずに、早退することにした。
家に帰ったら、同居人氏たちが口々に、よくがんばったね、えらかったね、と迎えてくれて、すごくすごく嬉しかった。
午前中だけだったけど、ちゃんと行って、仕事して帰ってこられて、すごく安心した。
そのあとは、お気に入りの落ち着く動画(わんこすと人間のキャンプ動画)をみて、コーヒーを飲んで、甘いものを食べて、たっぷり昼寝した。
そして今朝、昨日より気持ちが、しっかりしている。
こころがひゅうっとしているのはまだ少しあるし、「会社までたどり着けたけど、昔みたいに、そこで動けなくなって、結局帰ることになったらどうしよう」という不安も、ぼんやり自分の中にいる。
でも、今日も、朝の準備は、ちゃんとできた。
焦らなくても、いつもの電車に乗れた。
こうしてnoteを書けている。
それだけで、十分だ。
人の流れについてゆかなきゃ、って、ちょっと、完璧主義が出てしまったのかもしれない。
朝何時に起きて、何時までに顔洗って、何時までにごはん食べて、何時までにお化粧して、っていう、なんてことない、分刻みのスケジュール。
何分の電車にのって、何分に会社に着いて、っていう、スケジュール。
就労移行支援のときも、もちろんそういうのはあったけど、もっと時間に余裕の幅があったから、いま、この生活に、やっぱり体やこころは、びっくりしているんだろう。
人の流れについてゆかなくて、大丈夫。
自分の流れを大切にしよう。
まわりと同じことが、まわりと同じように、できなくても大丈夫。
わたしがそこでつまづくなら、それは無視せずに、手当てしてあげよう。
そんなことを思った、昨日、今日でした。
今日は1日、がんばれるといいな。
いただいたやさしさに、応えたいと思う。
投げ銭?みたいなことなのかな? お金をこの池になげると、わたしがちょっとおいしい牛乳を飲めます。ありがたーい