ブラックな人や企業とは?
4月から正社員として働く予定の42歳フリーランスの「お福」です。フリーランスとしてWEB業界で6年間活動しています。
基本、クライアントとの直接契約で、期間は未定ですが結果的に何年も継続的に依頼を頂ける企業が中心ですが、当初のMTG時には無かった業務が契約開始後に発生するような企業とにぶち当たります。
継続依頼のある企業は私の中ではホワイト企業(ホワイト案件)で業務内容も無理の無い内容です。しかしブラック企業(ブラック案件)にぶち当たると「これ・・・ブラック企業なのでは?!」と契約満期まで心を無にして働いていました。
今回は私目線のブラックな人や企業の共通点と転職活動中に感じたブラック企業について、そしてそんなブラック企業をつい選んでしまう人の特徴をお話していきます。
あくまでも私目線です。
私が感じるブラック企業とは
フリーランスになり始めた頃、案件を増やしたい一心で、何でも引き受けている時期がありました。
その頃に出会ったブラック社長さんについてお話していきます。元々大手企業に勤めていた社長さん。年齢はお若く、私のスキルをチェックする為に当初は自分の知識を隠し私自身に業界を説明させ整合性を測っていたのを受注後に知りました。
子育てをしながら業務を遂行するため夕方から子供が寝るまでの時間は連絡が取りにくい事を伝え了承を得ていましたが、確認や修正に関する連絡をメールではなく電話で夕方にガンガンしてくる・・・
こちらが依頼されている立場なので強くも言えず、対応していましたが「もう無理・・・」と感じ結局費用を頂かずに案件終了させました。
依頼する側、される側関係なく、当初の約束は守ってもらいたい。それを守れないのはブラック企業認定。
いい事しか言わない
スタートアップ企業の業務委託としてアサインした時、経理担当との面談でとにかく値切ってくる。時給ベース、月額ベース、プロジェクトベースの金額が低すぎるのがネックだった事を覚えています。
私が担当する業務のおおよその話しかされず、「経理担当だから専門的な事はわからない」と言っている時点で止めておけばよかった・・・と今なら思います。
当時、大きなプロジェクトが終わり時間的にも余裕があったため引き受けましたが、経理担当者が話していた事と業務内容のボリュームが全く違う。
つまり金額が合わない。それを話すと「予算が~」しか言わない。社長と経理の言っていることが違う。違う違う尽くしで心身ともに疲れ、気がついたら案件終了。
この時期は悪夢にうなされていました。スタートアップはスピード感が重要ですが、現場と経営者、経理などの立場が違う人の認識のずれがあったり、業務担当者以外の人がいい事しか言わない企業は私の中ではブラック企業です。
ブラック企業ばかり選んでしまう人の特徴
できればブラック企業には行きたくない。誰しもそう思いますよね。しかし、年収や企業ネームバリューにばかり目が行き、大切な働く環境をないがしろにすると、配属された部署の人材がブラックな人ばかりだった・・・という事も。
これブラックだわーと感じて、配属を変えれたり、リモート対応など嫌な人から離れられたら良いですが、そうもいかない・・・
そして、ついついそんな環境で我慢してしまう。そんな人がブラック企業を選んでしまうのではないでしょうか?私はというと感覚が鈍いのか、話すと「そんなところで、よく働けるね」と言われることもあるので、ブラック企業向きなのかもしれません。
あと、気が合わない人に対して「なんで嫌なのか」を因数分解する癖があります。あと本人に言っちゃう。というあまり良くない癖があります。
要するに鈍感なのにハッキリ言う。そんな人はブラック企業でものうのうと働けるのかもしれません。もう42歳なので、この様な考え方は変えたいなと思います。