面談までの数日間
水曜日までは何も起こらないように、悟られないように、とにかく普段通りにロボット化して業務をこなしていました。
相変わらず胃の調子が悪く、食が全然進んでいなかったので、昼食時に先輩に
「不二子さん胃の調子悪いんですか?」
と聞かれ、しかたなく
「最近ちょっと調子悪いんですよね…」
と答えると、それ以上突っ込んで聞かれることもありませんでした。
リーダーの先輩は
「腸はどうなの?長引くようなら医者に行ってくださいね。」
と、極めて義務的な感じで声をかけて終わりました。
正直私の体調はどうでも良くて、仕事として義務的に聞いただけであって、私を心配している様子は皆無でした。
調理担当日の業務終わりに栄養士の先生に書類の提出をしに行くのですが、その時私と栄養士だけになるので、少しだけ栄養士と話しました。
栄養士は私と同じ時に入社した一年目の先生で、話しやすく、私の事も気にかけてくれていました。
「不二子さんお腹の調子悪いみたいですが大丈夫ですか?やっぱりあの2人からのプレッシャーが大変ですよね?あまり無理しないようにお大事にしてくださいね。」
優しく声をかけてもらって私の涙腺は限界を迎えていたので、実はちょっともう限界かもしれなくて、夫が人事に突撃したことと面談を控えていることを涙をこらえながら告白しました。
もちろん調理員の2人には伏せておいてくださいとお願いをして。
最初はびっくりしていた様子でしたが、
「わかりました。私でよければいつでも相談乗るので話聞きますから」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。
さて明日は面談。
正直情緒がぎりぎりの状態の今、話し始めたら涙腺決壊待ったなしのこの状態で何を話せば良いのだろう。
とりあえず突然突撃した嫁愛してるおじさんのこと謝っとけば良いかな…。
働いてないので正直サポートしていただけたらとても助かります。心の休憩タイムにあったかい飲み物とスイーツがいただけたら幸せです。