ひとりで銭湯に行ったら初めましてのおばあちゃんが心をあたためてくれた
今日は、
15時くらいからひとりで近所の銭湯に行きました。
ここ最近なかなかお風呂に入れず、
顔や頭皮にニキビが多数。
そして陰部にも1箇所。
性病になった気分で萎える。
前回銭湯に行ったときは具合が悪くなったし
今回も、行くぞ〜🎶という感じではなく、
「しんどいけど行けば良い方向に変わるかな…」
という心持ちで行きました。
エコバッグに、
財布・小さいタオル・バスタオル・持ち運び用のシャントリ・シャンプーブラシ(重要)・プラスチックボトルに注いだ水に梅干しと塩少々を入れたもの(画像のやつ)
を入れて家を出る。
シャンプーブラシは、
持ってない人は買ってみてほしい。
わたしはセリアで買ったマイメロの柄のを使ってるんだけど、
本当に買ってよかった。
手で頭皮を洗うときより力も少なくて済むし、
頭皮が刺激されて気持ちいいし、
美容院でシャンプーをしてもらったあとの感覚に
なれるんでござる‼️
お風呂に入るときはこれだけを楽しみに入っている。
QOLが上がるアイテムだから、
ほんとに買ってみてほしい。
オネガイ。
試してみて。
(ブラシが硬いものだと痛いから、柔らかめの方がいいかも)
🚶♂️𓂃 𓈒𓏸 徒歩5分
銭湯に着き、料金を払ってロッカーの鍵をもらい脱衣所へ。
服を脱いでいると、
隣にいた帰り支度をしているおばあちゃんが話しかけてくれたので
少し会話をした。
「今日は空いてていいねえ。」
「ですねえ!嬉しい。」
「主人は、家で入ればいいのにって言うんだけど、たまには来たいのよね。
家のお風呂は私が介護されるようになったら散々使うから笑」
「動けるうちにって感じですか笑」
「そうそう!笑
ここまで自転車で来てるのよ。
急に帰り道がわからなくなったり
動けなくなったりするかもしれないからこわいけど笑」
「あ〜、それはこわいっすね!笑
わたしも今のうちにできるだけ色々楽しみます。」(浴場に向かう素振り)
「ごゆっくりね。」
「ありがとです!行ってきます。」
というやりとりをした。
にこやかで優しい空気を放ちまくっているおばあちゃん。
話しかけられたとき、
無の状態でお風呂へ向かう準備をしていたわたしは
(え、自分に話しかけているのか…!?)
とドキッとしたけど
話しかけてくれて嬉しかったし、
優しいおばあちゃんで心があたたかくなった。
浴場に入り、頭や体を洗ってから最初は薬湯に。
久しぶりの湯船で、
「ウワア〜…(語彙力欠如)」となった。
「陰部のニキビ早く治りますように。」
と祈りながら浸かった。( ⌯ ⌯)
そしてふつうの湯船に移動して、
さっきのおばあちゃんのことを思い出しながら
ぼーっとしてた。
「わたしもあんな優しいオーラを人にあげられる素敵なおばあちゃんになりたいな、
というかもうそれまでの過程ぶっとばして70代とかになって年金で穏やかに暮らして老衰で苦しまず死にたい、
でもやっぱ誰かが話しかけてくれることって、
こんなにも嬉しかったり満たされた感じがするんだな、わたしは寂しさを抱えてるんだな、
こんなおばあちゃんが昔からそばにいてくれたなら良かっただろうな」
というようなことを思った。
少しのやりとりだけど
おばあちゃんと笑いながら会話ができたこと、
すごく嬉しかった。
話し方が可愛らしくて優しくて、
自分のことを包み込んでくれたように感じて
本当に嬉しかった。
こういう安心感やあたたかさがほしかったんだ、
と思った。
スムーズに会話のキャッチボールができたり
自分のことを受け入れてくれて話を聞いてくれて道を示してくれる、
という大人が周りにいなくて子どもの頃つらかったから。
精神的に守ってくれる人、というのを今でも求めてる。
そのやりとりからもう何時間も経つのに、
なんか今も心があたたかい。
ありがとう。おばあちゃん。
わたしも誰かにとってのあたたかい存在になれるように生きようと、
人生の指標が見えた気がした。
目的ができると、前向きに考えられたりするんだよね。
見通しがつくということは、心を晴れやかにしてくれる。
誰かのひと言、ちょっとしたやりとりでも人生は変わる
って久しぶりに実感しました。
帰り道、
「来てよかった。」と思いながらとぼとぼ歩いた。
貴方の出会えてよかったと思う人は
どんな人ですか?